ヒラメの縁側カルパチョ風

 昨日の夕方、友人は
「今日は日本酒モードだからカツヲを食べる」と言った。
 ボクはヒトの食べているモノが羨ましくてしょーがないタイプなので「同じものをたーべよッ♪」と魚屋に向かったのだが…

 確かに新鮮なカツヲはあった。“藁焼き”と朱書き大書してあるタタキもあった。
そのつもりで行ったからにはこんなスバラシイことはないのだ。
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 だが見つけてしまったのよ「エンガワ」を…。
どーする、どーする、さぁ、どーする?
って決まってるじゃん!ボクの脳味噌の中ではすでにカツヲの三文字は消去され「エンガワをどーやって喰うか」という新鮮なコーフンとキンチョーが走り回っていた。
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 粒マスタードやニンニクを効かせたソースはバルサミコが上手くまとめてくれた。
 野菜を冷水でシメたアトはしっかりと水切りをしようではないか。せっかくのドレッシング・ソースが水っぽくなってしまうもんね。遠心力を利用した脱水器がとてもベンリだ、これまでに数度買い換えているほど大切な道具である。
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 野菜とエンガワを皿に盛りつける。そーだ、業務スーパーで買ってきたピクルスもあったではないか!と一緒に飾る。
 ディルの香りがほのかにするピクルスはパリパリとしていて、味だけでなく食感も新しいページを開いてくれる。なぜか「キライ」という人は多いのだが、ボクはダイスキなのである。


 噛みしめると心地よい脂が口中に拡がり、他の魚種が持ち得ない旨みが満足感をひときわ彩る。
 わさび醤油でストレートに、或いは握り鮨でというのも大歓迎だが、たまにはこんな食べ方も素敵だ。最近お気に入りのカバも一層美味く感じられる。


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最近なぜか空を見上げる事が多くなった
天空のドラマは時間帯を問わず様々な演出を準備している
星が流れる夜空もあれば、幾重にも違った雲を纏う朝もあり
ふと地上の現実から離れた時間をプレゼントしてくれる 


NIKKOR-P 105mm F2.5 / Nikon D40 ISO200 F8 1/25 AM5:28 2007.09.14. Fujinomiya-City


今朝の富士山
ドーナツ状にグルリと雲が取り囲む


TAMRON A16 / Nikon D40 ISO200 F20 1/80 AM6:26 2007.09.14. Fujinomiya-City


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