運の悪いめぐり合わせ…というのもあり、たまたま家族が買ってきた食べ物が重なってしまうコトもある。
その逆もありミゴトなカップリングを生み出すトキもあって「まるで人生の縮図ね」と思ったりするのは大げさかもしれないが。
母君は毎週金曜日に趣味の活動に出かけるのだが、たいていその帰りに何がしかの買い物をしてくる。
昨日は道すがらに農家が直売している新鮮な野菜があった、というコトでナスとインゲンをぶら下げてきた。
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コイツはステーキのガロニにぴったりじゃん♪
インゲンは塩茹でソテー、ナスはオイル焼。タマネギのソテーと焼トマトも添えよう。
ステーキそのものは豪州産レギュラークラスなので、いつも通りのブラック・ペッパー&ガーリックで風味をプラスする。
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ヨケーな味が全くしない。塩と二種の香辛料だけで仕上げた一皿であるが、新鮮な野菜が持つチカラの凄さに改めて驚く。
Chateau Sabourin
ACボルドー2002 赤FB
わずかにダークな赤はグラスのふちでガーネットの輝きを見せ、美しい色相の二重奏を聴かせる。
森の湿った草木やキノコの香りをベースに落ち着いたブラックチェリーのフルーティーさが漂う。
酸味が控え目であることよりもこなれたタンニンの心地よさが印象的で、
余韻の長さに次の一口を惜しむ気持ちにもさせられる。
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