おろしハンバーグ・温野菜と温泉卵添え

二日続けて挽肉料理か、う〜ん…またもや言い訳モードなのだがお嬢ちゃまのリクエストなんだから仕方ないじゃん。
焼チーズは「もうない」とウソをついた後ろめたさが、妥協を安易に呑んでしまったバックボーンになっているかもしれないが。

 一昨日は完全な手作りだったが昨晩は半分既製品を利用した。元は日本酸素という企業が独自の技術で完成させた冷凍食品で、業務用が主体だったが現在は“フレック”というブランドで味の素食品の傘下に収まっている。
数年前スーパーで偶然見つけたこの冷凍ハンバーグには、業務用ブランドとしてしか知らなかったフレックが一般市販されているコトに少し驚いたのも確かだが、その食味の良さに「う〜むサスガだ!」と唸らせるモノを持っている。
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 本当はデミグラス・ソースの商品のほうがスキなのだが、家族がCO-OPの宅配で注文してあったのは「おろし醤油」で和風に仕上げられた品だ。もしかしてカロリーのコトなどを気遣っての購入かもしれないのでカンタンには不満を表明できない。
むろん決して不味いワケではなく、内容表示を見ても牛豚合挽となっているのに鶏肉主体かと思わせるほどアッサリしたお味だ。母君などはむしろコチラに軍配を上げるようで、ジューシーでソフトな風合いはどちらも変わらない。
 ジャガイモや人参をボイルし多めのオイルで揚げ炒める方法で香ばしい添え野菜を準備する。玉葱とセロリはやはりさっと湯通ししたものをソテーした。直接ソテーしたものに比べると若干味と香りが減退しているのが判るが、おろしハンバーグの優しい味わいにはコチラのほうがつながりがよろしい。
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 温泉卵を潰さないように慎重なフォーク運びで食べ進み、半分ほど終えたトコロでイッキに拡散方向に走る。卵白・卵黄・おろし醤油がマーブル状態になっているところを肉や野菜に塗りつけて食すのだ。
ハンバーグなのになんとなくヘルシーなカンジ、暑い時期なら生野菜もイイのだろうが寒い冬にはガロニとしてちょっと温めたものが嬉しい。