バイエルンの職人技

腎臓を模した型の枠をフロントグリルに用いる自動車の製造所があるドイツの地域はビールの銘醸地でもある。
たまたまではあるが富士宮にもその技術を持った方が素晴らしいビールを醸造・販売してくれるショップを開いている。

先日ヴィノッキオでの約メタボリック・プチオフの前にTom-Zさんや梅成弟子丸さん夫妻と行ったバイエルン・マイスタービールがソコなのである。
２種類の定番ビールとスペシャルと呼ばれる季節限定ビールが販売され、今回手に入れたのは“アマデウス”の名を冠した長期熟成・ドッペルボックタイプの黒ビールだ。
濃くそして香ばしい風味は一般市販のビールとは一線を画す仕上がりでおサイフにヨユーがあればケース買いしたいトコロだが、330mlの小瓶が今回は1200本の限定醸造というコトでお値段もソレナリという無念。
しかしマイスターのソーセージと併せて食す幸福はタマにだからこそより増幅されるのであり、ボンビーにも少しはいいコトもあるものだ…と哀しい自賛をしてしまうのね。

それにしてもこのソーセージもジツに美味い。ウルサ方の本家がチョイスしたものだけに当たり前だろーといってしまえばそれまでだが、食べ進んでも飽きるコトなく味蕾を刺激し雑味を感じさせないのは添加物を加えていない…或いは入れてあっても極少量に抑制されているからなのだろう。
季節の野菜を添えて栄養バランスよく摂取すれば、こうしたソーセージもメタボリックの仕掛け人のように目のカタキにされずに済むのだ。
おっと、話は変わるがマイスターは前述のクルマではなく四つ輪がシンボルの乗用車をご愛用のようである。