(128) 千葉県富里『房総ポークカレー』


“房総ポーク”とは千葉県の中心部で養豚を営む酪農家がより品質の高い豚肉を提供するために厳密な飼育基準を設けて出荷しているポークなのだ。豚にストレスを与えないよう健康管理に留意しながら、与える飼料には海草粉末を加え更にビタミンEが強化された飼料に調合しているらしい。飼料中の脂肪分は植物性のみが使用されているため「豚肉特有の臭いがなく柔らかい食感に仕上がった」とプレゼンする豚肉は千葉県内と首都圏だけで流通していると云うのがなんとも口惜しいではないか。
ところでこの房総ポークは厳密に言うと“房総ポークC”なる名称で「Cという記号は一体ナニ?」なのだ。ソレは肉豚の成長段階がA・B・C段階に分けられており、房総ポークは仕上期となるC段階の飼料に特に注意を払って摂取肥育させるコトから“房総ポークC”と名付けたのだと云う。
出来ればその成果を塩コショウで焼いた料理やトンカツなどで味わってみたいものだが、こうしてレトルトカレーでその片鱗を楽しめるだけでもヨシとしなければならないだろう。でももう少しだけ大きくカットしてくれてあれば、その美味しさがもっとよく解っただろうなぁ…


房総ポーク販売促進協議会
http://www.boso-pork.gr.jp/