まだまだ春の山菜『コゴミの天ぷら』

朝掘りのタケノコと共にパスタで楽しんだコゴミだが、濡れ新聞紙に包んで保管してあるモノがまだ少々残っていた。

茹でてカラシ和えというテも一瞬脳裏に浮かんだ。しかしソレでは酒の肴になってしまうだけではないか… スグさまウドの葉を天ぷらにして食した快感が蘇ってきて「もーコレでキマリっ♪」となるワケである。
ちょうど賞味期限が過ぎてしまったチクワもあるし使い残したミョーガも一本あって、天ぷらの諸材料には事欠かないのだな。よし、ついでに野菜のかき揚げ天もやっちゃおー!と同じく新聞紙に包んであった泥ゴボウを取り出すとミゴトにスポンジ状になっていた。
う〜むモッタイナイ事をしてしまった。ケチケチしないでサッサと喰ってしまったほうがよかったのである。いくら経済状態がひっ迫しているからと言ってこんなコトをしているようでは、ヒトのやるコトにケチをつけたりは出来ない立場にジブンを追い込むようなものなのだな。
ナニゴトもムダ遣いはいけないのである、タイトな食生活運営のためにはチエを絞り張り詰めたシンケーで物事に対峙しなければよい結果は生まれない…などとエラソーな物言いはすべきではないにしろ「もーちょっと何とかしろよ、エロおやぢ…」だ。 ゴメンネ、ごぼう君。
なんとなくキブンで“天ざる蕎麦”がいいかなぁと思いテーブルに並べてみた。ふむふむ悪くはないではないか。 久しぶりに冷たい蕎麦をチョイスしたのは先日某道の駅の食堂でメにした“ヒトの注文した料理”の影響もあるかもしれないが、コゴミの天ぷらの美味さに舌鼓を打ちビールぐびぐびなどしてニマニマしているうちに、そんなそんなイキサツはすっかり忘れているハッピー野郎なのである。


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今朝の富士山
数日ぶりにその姿を現しました
冠雪は思ったより減っていないようです



5:27AM, April 25. 2010. @Fujinomiya-City          Original Photo