およそ今まであまり縁のなかったいわゆる“家系”ラーメンと云うのだろうか、まあとにかくどろりと乳化した脂肪が特徴の豚骨スープこってり系のラーメンのお店が哀愁のイナカ町にもオープンした。
首都圏を中心にそうしたラーメンに人気が集まりだし、今や全国テキにこの系列が席巻しつつある。オカゲでトラディショナルなコンサバ系ラーメンは次第に追いやられて、少し前に行ったそのテのお店では隣り合わせた老夫婦がコソコソと
「もっとコッテリした豚骨ラーメンのほうがよかったなあ」
などと話をしていたのを聞いてしまったボクはちょっとショックだったのよ。う〜ん年寄までそーゆー舌になっちまったのか…ってね。ヒトの好みにまでクチを挟むつもりはないけれど、コレはコレ、ソレはソレというもっとキャバシティの大きな食文化が欲しいなあ。
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池袋が旧本店だった「大勝軒」さんの暖簾分けみたいな存在なのだろうが、やはり首都圏に住む仲間などが「こってりしてきたぜ！」などと自慢げにブログにアップしたりしているのを見たりすればボクだって喰ってみたくなったっておかしくはないだろう？そうさ、やっとそのチャンスが巡ってきたのよ。相次いでオープンしたもうひとつの家系「〇岡家」とドッチに行くか迷ったが、やはり元祖つけ麺のネームバリュに吸い寄せられてしまった。
自販機で食券購入して着席するとテーブルには香辛料や“割りスープ”に並んで二種類の箸が置いてあった。ボクはそうこだわらないけどどちらか一方でいんでないかい…と思ったんだけどね。
吸い寄せられた理由は無視して注文したのは950円の特製ラーメンだ。う〜むラーメンごときに950円というのもなんだかなあ…と思うし、だいいち生ビールだって二杯は飲むんだから合計で￥1950にもなってしまうではないか。何と言っても気に入らなかったのはビールを追加して飲むのに入口の自販機まで歩いて行って食券を再購入し店員を呼んで渡さなければならないというメンド臭さなのであって、もうこうなると飲食店とは呼べない！と吠えまくりたくなる。まあ時代の流れってやつですかね、でも抵抗あるなあ。
魚粉たっぷりの豚骨醤油ラーメンは確かに美味しかったけれど、一回喰ったらもういいよね…ってカンジかな。いろいろ書きたいこと（悪口ばかりでなくよい面もたくさんあるので）はあるけれど、なんだか億劫になってしまったなあ。
◆大勝軒〇秀（まるひで） 富士宮店
静岡県富士宮市富士見ケ丘437-2
TEL=0544-25-3322
ACT=11:00-23:00 無休
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う〜様
おはようございます！
加古川のかつめし屋さんのラーメンは笑えましたね(≧∇≦)b でもコテギト系とドッチを選ぶかと訊かれたらきっと前者を(笑)
そして外食でラーメンを食すなら次回は迷わずコンサバ系だなあ、なんだかちょっと違う方向の“ラーメン食べたい病”にとりつかれてしまったカンジさ(´▽｀*)ｱﾊﾊ
Lotさま
おはようございます！
ジブンが還暦過ぎたときにどんな嗜好になっているか楽しみです(笑) って既に硬化しつつある脳ミソからは推して知るべしでしょうけどね＼(≧▽≦)丿
好き嫌いは別にして、こんな豊かな時代になりましたから外食産業のレベルは確かに上がっていて、特別に不味いというものに当ることは少なくなりました。
静岡では昔ながらのラーメンを今でも一杯4〜5百円で提供しているお店が多いですよ…
梅成弟子丸さん
おはようございます！
「天下一品」さんはトナリ町に一軒ありましてね、トモダチがよく行くみたいでいつも話を聞かされます。口惜しいじゃありませんか(笑)
だから対抗して「山岡家」さんに行ってこようかな〜なんて。たぶんかなり先の話になるでしょうけど。ただ「大勝軒」さんと同様にバイパス沿いのお店なのでドチラも地元より観光客目当てなんでしょうな。
ＹＵＭＩさん
おはようございます！
わ〜っ懐かしい「宝龍」さん！ 何度か行きましたよ〜釧路ではけっこー有名だったもんね。
ハタノとよく行ったのは「起龍」さんってお店、澄んだ醤油スープなのにけっこー脂が効いていて美味しかったなあ。
でもジブンは丸三鶴屋のウラにあった「鳳龍」さんという小さなお店がスキでね… その後静岡に戻ってから“釧路ラーメン”という新カテゴリを聞いた時に真っ先に思い出したお店です。
あ〜ザンギも喰いて〜っ(´▽｀*)ｱﾊﾊ
とがしさま
おはようございます！
そうか…このお店も追加ビールは現金注文でもよかったのかなあﾉ(´д｀*)
チェーンでも暖簾分けでも一度は「本店」と呼ばれるお店で食してみたいものです。やっぱりねえ、組織の末端では料理人のレベルが信頼出来ない面もあったりするし(笑)
しかしアナタほどブログへのラーメンアップ率の高いメガニストはいないと思いますよ(´▽｀*)ｱﾊﾊ
