灯台下暗し…『ロースかつ定食』@かつれつえん

どうやらボクは『とんかつ』が好物のようだ。ジブンではあまり意識をしたことはなかったけれども、食い物日記であるこのブログを読み返してみると外食時における“とんかつ率”の高さにはちょっと呆れるかもね。

清水の五郎十、静岡呉服町の蝶屋、焼津の夢屋静岡城北池とん、下諏訪の丸一、倉敷のかっぱ… ざっと挙げただけでこんなもん、記事にしなかったお店や自家製したものまで含めると恥ずかしい数字が積み上げられているに違いない。
ただひとつ言えることは、大手チェーンのとんかつ屋とか一般テキなレストランや食堂でそれを食すことは稀で、たいていは“とんかつ専門店”に目星をつけては突入しているケースが多いのよ。

どんな料理にしてもやはり“専門店”というのは強みがあるのであって、客も多少のお値段の高さには目をつぶってでもその美味しさに期待して行くのである、やはり二足の草鞋はムリがあるのよ。
それに高いとは言っても何倍も支払わなくてはいけないわけではなく、たかだか数百円の違いがそこにあるだけ…といったケースがほとんどで、質や量を鑑みれば逆に納得できる食事がそこにある。ただ問題はそうした“専門店”が自宅の近所にあるかということなのであって、近年は残念ながらちょっと遠出をしてそのモクテキを達成していた感がある。仕方ないよねえ…美味しいものを食すためには少々の時間とコストは必要なのだ…と。
しかし先日買い物ついでにクルマを走らせていたときにふと思い出したことがあった。それはもう十五年ほども前のことだが知人から「あそこのトンカツは美味いよ〜」と聞き早速食しに向かったのね。そして確かにそのお店の『とんかつ』はとてもリッチなお味で美味しかったのである。お値段もごくフツーのレベルで月イチくらいならさして痛くない範疇なのだな。
そうだ!その富士市「かつれつえん」さんならクルマで15分程度で行ける距離、すっかり忘れていたぜ!まさに灯台下暗し…なのである。

なにもわざわざ遠くまで行かなくたってトナリ町にはこんなリッパなお店が在ったではないか。う〜む、ジツに迂闊な行動を続けていたものだ。
しばらく振りに食した『ロースかつ定食』は本当に上等なものだった。決して高級ではないけれども旨味・香り・歯応え・ジュウシイさといった肉の質、揚げ油、ゴハンや付け合わせの漬物、味噌汁といったセットの全てが高い次元でバランスしていて本当に満足だ。ソースも自家配合によるオリジナルでヨケーなものは一切感じさせないストレートさが心地よい。
食事を終えて一息入れていると女将さんが「ウチで作ったものなんだけど、よかったら食べてね」と言ってデザートをサービスしてくれた。今が旬の静岡いちごをココアゼリーで固めたひと品。これもなかなかにイケましたよ、クチと胃袋の脂コーティングを上手に落としてくれるデザート、有り難いですよねえ。
やっぱり個人店だよなあ『とんかつ』は。


かつれつえん
静岡県富士市松岡1603-7
TEL=0545-61-7089
ACT=11:00-14:00, 17:00-20:30 
月曜定休



 
 
 
 

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今朝の富士山
もう朝から霞まくってます…



6:36AM, March 17. 2013. @Fujinomiya-City




当家の梅もいよいよ散り始め…


March 10. 2013.






元ルーさん
こんにちは!
担々麺ってなんだか続けて喰いたくなるものですよね、ボクも一時ハマりましてねえ、外食する度に担々麺を注文してましたよ(´▽`*)アハハ
しかし伝統のジンギスカンが禁止なんて… まあ近年はマナーを知らないバカ者が多くなったのでそれも仕方ないことなのかなあ〜 なんだか本来からはスジの違うハナシなんですけどねえ。