■ タケノコ・チーズフォンデュとグリルソーセージ
自画自賛のハイブリッド
庭の草花も夏に向けての切り替わり時期になりました。長いこと楽しませてくれたクリスマスローズもだんだんみすぼらしくなってきて、先日はとうとう母上がバッサリと刈り取り切花にしてありました。
元々が下向きで俯いているような花なのでヨケーにそう感ずるのかも知れませんが、園芸バケツに活けられたそれらにはなんだか申し訳ないような心持になるものでありまして、お疲れ様でした~と声をかけてしまいたくなります。
前日は塩味ラーメンのソロ活動をしていただいた新筍でありますが、この日はちょっと変わった舞台に立っていただきました。ええ、スイスの名物料理「チーズフォンデュ」の食材として脚光を浴びせるつもりなのです。
ただしグリルしたソーセージと共にいただくので、ロングブロシェットに刺して溶けたチーズを纏わせながら食すあのスタイルではなく、鍋に溶かしたチーズに予め全体を浸しコーティングをする…そんなカンジでスキレットに盛り込む方法です。
熱々のスキレットによってタケノコが纏っているチーズが芳ばしく焦げてみたり、また溶け落ちたそのチーズをソーセージにもクルクルと塗りつけながら食すズル賢い食べ方ですね、いや~こいつは美味いです。テキトーな思いつきでやってみたものですが、我ながらコイツは上手くいったぜ!と自画自賛のハイブリッド、テメーに拍手喝采するエロおやぢなのですよ。
しかしタケノコにチーズって合うものですね、こんなに美味しいものだとは思いませんでした。考えてもみればこんな食感と旨味香りを含んだ食材って欧州にはなさそうですものね。もしかして、このことに気づいて既にジッコーしているレストランもあるのかな。
■ 皐月の庭風景 甘夏柑の花と楓の新緑
甘夏柑の花が真っ盛りとなりました
近づくといい香りが漂ってきて爽やかなキブンになります
柚子も花芽を膨らませてはおりますが
今年は数も少なく慌てて追いかけるが如しですね
すかっり新葉を拡げた楓です
時間によっては朝陽がその葉を透過し
鮮やかなグリーンの光を撒き散らしています
夏が終わるまでこの涼し気な色を楽しむことが出来ますね