聖夜の晩餐(前篇) 前夜祭は『大葉と豚ロースのロールかつ』

待っているワケでもないのに毎年カッテにやってくるヤソ生誕祭、まぁ世間一般でそーゆーイベントを行うからにはマネゴトみたいなことでもしてみないと何となく侘しいカンジもあるが、そうそう相手の都合に乗ってばかりもいられないのでコチラはコチラの対処でやり過ごすしかないのである。
イタリアンのレストランを予約しておいて平素は食すことのないようなゴーカ絢爛コレデモカまいったか〜みたいな食事で楽しんだ神戸の友人もいるようだが、当家は近所のスーパーで廉売されていた輸入豚肉スライスを使った料理である。

言っておくがボクだってオンナを連れてそーゆークリスマスの過ごし方をしたこともあるのだよ、ちいっと有名なフレンチのお店でスペシャルなフルコース…そうさ、お決まりのフォアグラ、トリュフ、キャビア…高級食材オンパレードみたいな品が次々とテーブルに運ばれてきて一本一万数千円もするワインをオーダーしては得意げに振舞っていたあのころ。
しかし過去の栄光を今ここでどれだけ語ってみたところで何のタシにもならないのだな、え〜い現実を見つめんかいっ、このボケ!ってなことでイソイソと豚ロースをクルクル巻くエロおやぢなのであった。
いやホントはこのカナダ産豚ロース肉本日の特売100g78円おひとり様1パック限りってやつを朝刊折込チラシに見つけ、5〜6枚重ねて“重ねとんかつミルフィユ風”ってのにするつもりで購入に走ったのであるが、悲しいことにそこは廉売品でどうにも幅が足りないのである。そりゃそうだな、きっとコレは“生姜焼”かなにかにするための商品なのであって、ご丁寧にそんな凝った料理にするべきものではなかったのよ。
そこでエロおやぢも必死になって考えるのだ、どーやってハッタリ&ボリュームをこのニクで演出したらいいのか…と。で、思いついたのが大葉を巻きこんでロールかつにすると云う、つまり皿盛りしたときにスキマ空間がいっぱい出来てやたらに量が多く見えるという料理なのであった。
ええ、食べたらとても美味しいんですよ。新潟の“かんずり”を添えた大根おろしに“がんたポン酢”を加えたものをたっぷり乗せて、このロールかつをガブリとイクのである。柔らかくジュウシイ、大葉の香りが清涼感を盛り上げていいじゃないか、ああ美味い。
ベツに構いはしないのさキリシタンじゃないんだし…ってコレじゃ平素の食事とあまり変わらない気もするが、まあとにかくキッカケはメリークリスマスってことでヨシなのである。




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今朝の富士山
北陸・東海は雪になってるけど
冠雪はちっとも増えてくれないんだな



6:29AM





7:04AM, December 26. 2011. @Fujinomiya-City