■ 小松菜のアラビアータソース
渡りに船のイタダキもの
日々のお料理に欠かせないバターですが、その都度いちいちカットするのもメンドなことですし、また洗い物が増えたりするのもナニなのでしてね、ズボラ藩筆頭家老のエロおやぢと致しましては、ヒマなときに予めカットしてしまい、ガラス製のバターケースに入れて冷蔵保管するということをしております。使いたいときにチャッと使えるし、ひと切れが定量なのでお料理の加減に目安が設けやすく真に以てベンリなものですな。
先日もアルミ製枠にピアノ線を張ってあるバターカッターでむぎゅ~っとバターをカットしておりますと、玄関のチャイムがピンポ~ン♪するではありませんか。そう、ご近所さんが「小松菜の間引きをしたので、よかったら召し上がって下さい…」と小松菜の抜き菜をドッサリと持ってきてくれたわけです。いや~有難いじゃありませんか!ちょうど昼めしはアラビアータソースのパスタにしようと思い、ガーリックや唐辛子を効かせたホットなパスタソースを作ったところでしてね、この小松菜の抜き菜があれば最強ソースが出来上がるってもんです、まさに渡りに船のイタダキものですよ…これも平素の行いが良いからなのでしょう、神様はちゃんと見ていてくれるもんです…って誰ですか、笑っているのは。
フライパンでシャキッと新鮮な小松菜をバターソテーし、そこにアラビアータソースを加えてさっとひと煮立ちさせます。そしてそこに茹で上げパスタをダダッと投入して手際よく和えれば完成です、あ~ジツにクイックですね。
もちろんソースはエクセレントですよ、ガーリックと唐辛子のパンチに小松菜のシャッキリ食感…もう言うことはありません。畜肉など動物性タンパク質は入っておりませんが、ヤサイの旨味と香りでキブンはみな実…違う!南イタリアのリゾートレストランの席に腰かけているみたいです。
隣りの席にはボクを熱い眼差しで見つめるみな実が…ってヘンな妄想はヤメておきなさい。
■ 皐月の庭風景 オランダカイウ そしてケロ助
オランダカイウ(カラー)は花芽をたくさんつけております
そのうち何本かは同時に開いてさぞかし美しいことになると楽しみしにておりますが
単独で見ても麗しきこの造形
先端の雨露さえ愛おしく感ずるものです
このハラの膨らみ方と
片手の突き方を見ると
ついさっきまでヤンチャしてたんだなあ…と判ります
もうおとなしくお昼寝でもしていなさい
早い春先に幾つも花を咲かせた黄薔薇
再び新葉を伸ばして新フェイズの準備ですか
別の枝には花芽も持っておりますので
近いうちにそのゴージャスな姿を拝見となるでしょう