もしも「プルコギ女」がいたならば

レタスボウルで食す『春雨プルコギ』

某国営放送のBSで朝連ドラの再放送をやっていて、なんだかよくわかんないんだけどついつい観てしまった。漫画家脂肪…う〜ん違う、漫画家志望の若いヲンナのアレコレを描いているドラマのようですな。
その回ではヒロインの幼馴染が結婚してしまって、その新婦について友人たちがカッテな想像を基にその人物像と結婚のイキサツを語るシーンがあったのよ。まあジツに了見の狭い想像力と乏しい経験の上に立った分析で、近年のネットに於ける特定個人へのバッシングやヘイトスピーチを連想してしまった。




その中でひとつ気になるキーワードがあって、それは「おでん女」というものなのである。知らねぇなぁ「おでん女」なんて、とネット検索してみると…う〜む、ちゃんとあるじゃありませんか。どうやら1990年代初頭に放映されたトレンディードラマに登場した人物のキャラを指したものらしく、ライバルのヲンナをスキなオトコからブロックするために“おでん”をせっせと貢いで気を惹く作戦をジッコーし続けるのだが、いつも優柔不断な意思しか示すことのできないヲンナという設定だったらしい。
知らないハズだよな、今もそうだけどそのテのドラマってぜ〜んぜん興味ないからね。そして件の「おでん女」は世間一般視聴者から大いに反感を買って、その役を任された女優さんは未だにその幻影に苦しんでるっていうじゃないか。
果たしてそういったことをするヲンナを嫌う感情ってどうなんでしょうねえ、ボクの経験では(え〜っと若いころはぷちモテ男でしたから)「エクレア女」とか「しるこ女」などは実在してましてね、みんなジツにチャーミングで知的な女性ばかりでした。オトコのために一所懸命な努力を惜しまないことのドコがいったい悪いってんですか?容姿や衣服など外見ばかり気にしてナカミのないヲンナよりよっぽどステキだと思うんですけど。


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もしも「プルコギ女」というものが存在するならば、ボクはぜひとも接点を持ってみたいものだと思う。そしてどーせならプルコギを持ってくるついでによく冷えたビールも一緒に買ってきてくれるとより一層の愛情が育まれることと思う。
彼女は手作りの『春雨プルコギ』を小さなボウルに見立てたレタスに収め、ボクのクチに“あ〜ん”してくれるのだ。パリパリ食感のレタスに包まれた甘辛い『春雨プルコギ』は牛肉とヤサイの豊かな風味がする逸品、いや〜美味いっ、一流店の料理長も驚く腕前だ!しかし彼女はボクの左肩にしな垂れかかりつつ「美味しい?」とちょっと不安そうな小声で尋ねるのであった。う〜んカワイイったらありゃしない。しかしビールぐびぐびちうのボクは返答ができず、ただただクビを縦に振ることしか出来ずにいた。それより彼女のカラダから漂ってくる香りがなんともセクシイで、おまけに胸の谷間は丸見え。思わずムラッと来るけれど、ここでその行為に及んではただの欲望クンになってしまうのでグッとこらえて次の“あ〜ん”を待つのだ… ってさ、くだらねー夢想してないで明日の献立でも考えろってんだ!
あぁ、今回の料理ですね、市販の調味料セットで作りました。大手メーカーさんの製品ですけどね、肉のモミダレと春雨がセットになってましてねえ、いや〜ホントに美味かったです。リピート間違いなしですな、ぜひオススメします、ビールにサイコーっ、星三つです〜っ!とホメまくりたい。




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