復讐するは我にあり - artなfoodsのDiary

『天せいろ』＠蕎麦・玉川

小説や映画で有名な“復讐するは我にあり”であるけれど、ここではソレのことではなく新約聖書の中に記述されているほうで、要は「復讐は私(神様)の仕事ですから貴方は善人として人生を全うしなさい」という意味を持つものなのですよ。
そうなんです、春先に墓参りをした際に行こうと思っていた老舗の蕎麦屋さんが往路バイパスの想定外な渋滞で流れてしまった口惜しさね、いつかはリベンジしようと思っていたんだけど、その機会を神様ではなくホトケ様が与えてくれたってことなのですよ。ちょっと強引な理論進行ですかねえ、まあいいでしょ。
秋のお彼岸だった先日、墓碑の清掃や供花・お線香と無事にお墓参りも済ませ、今回は予定通りに昼食タイムに突入することができた。あまりに上手くゆきすぎて開店時刻の20分も前に到着してしまったのは笑えるけれど、一番客として足を踏み入れることが出来るのはいいキブンなのである。

MINOLTA 　M-ROKKOR 2/40 　@ SONY α7

旧清水市にはプライベートやシゴトでそこそこ行っているのに、なかなかこのお蕎麦屋さんを利用するタイミングを掴めずにいた。駄文日記のログでは2014年春が最後だからもう4年も間を空けていることとなる。もうちょっと近ければねえ、この最高クラスの蕎麦をもっと楽しめるんだけどなあ。

MINOLTA 　M-ROKKOR 2/40 　@ SONY α7

天ぷらだってもちろん美味しい、薬味はたっぷり添えられてくるし蕎麦つゆの塩梅もカンペキ、店舗も清潔に保たれていて接客も上等、お値段も特に高いわけではなく…本当に文句のつけようがないくらいのお店なのよ。けれどもこちらに惹きつけられる最大の理由はその蕎麦そのものの美味しさなのである。
よい蕎麦を礼賛するコトバはいろいろあるけれど、その全てを用いることに何の抵抗もないくらい美味い。基本である三タテ、のどごし、香り、旨味…あぁもっともっと食べたい。
撮影した画像を見ながらをその充実した時間を振り返るとワクワクしてきちゃうよね〜次はいつ行こうか、そして何をいただくのかと。この日は小アセをかくくらい気温が上昇していたので冷やしたお蕎麦にしたけれど、これからの季節は温かなお蕎麦もいいよねぇ「鴨南蛮」とかさ…それともアレかな…いやいやソレも魅力だし…とキリがない。

◆蕎麦玉川
静岡県静岡市清水区御門台1-33
TEL=053-346-4288
ACT=11:00-14:00 / 17:00-20:30　月曜定休
※蕎麦・だしがなくなり次第終了