■ 噂のにゃごやモーニング その77 「 CAFE-REST サンセリテ 」
朝から南欧キブン
ちょっとハリキり過ぎて開店時刻の随分前に到着してしまった「カフェレスト サンセリテ」さんなのです。仕方ないねえ、待ってますか…とクルマの中で待機していたのですが、あとから来たヒトたちが次々とお店の中に消えてゆくので不思議に思いソワソワしてしまいました。
そこでボクも思い切ってお店に入ってみました。案内も何もありませんが、先客と同様に好きな席にカッテに腰かけるわけです。店内は各所の清掃などまだ開店準備をしているわけでして、常連さんらしき方々はそんなことお構いなしに新聞や雑誌などを読みながら静かに待っている様子です。
そうこうしているうちにようやく開店となりました。店員さんがおヒヤとオシボリを持ち「お待たせしました~」と注文を伺いに回ってくるわけです。特段慌てている様子もなく、こんな展開がごく当たり前になっている印象を受けました、面白いですねえ。
さて、こちらのモーニングサービスはトーストにバター・小倉・ジャム・ピーナッツ・シナモンの五種類が指定できますけれど、その他にピザトーストとパニーニなんてものもありまして、フツーはプラス料金が発生するそうしたサービスメニューまであるのが素晴らしいじゃありませんか。
ボクですか?もちろんブレンドコーヒーに『パニーニ』でお願いしました。朝からそんなリッチなものをいただけるなんてシアワセですよねえ。
CAFE REST サンセリテ店内_190713 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ところでサンセリテ Sincerite とはフランス語で「真心」という意味ですが、英語ですと Sincerely ですね…「心より」みたいなニュアンスで用いられます。
えっ?こちらの店名はフランス語のサンセリテとはスペルが違う?
あぁホントですねえ、きっと明るいイメージにするためにSunと組み合わせた造語っぽくしてあるのでしょう、カタカナの文字デザインはカンペキにオリジナル・ロゴタイプなのでありまして、これはなかなかに優秀かと思います。
明るいけれど落ち着いた店内の窓際席で待っていると注文の品が運ばれてきました。おっとっと~、スゴいじゃありませんか!スイカまでついてるじゃん、なんだか嬉しいなあ。
そしてメインの『パニーニ』だって立派なボリュームです。サービスの品だからと云ってケチってません、レタス・刻み野菜・ハムなどがどっさり挟まれ、クッキリとつけられたシマ模様の焼目が『パニーニ』のアイデンティティなのでもありまして、もうそれだけでキブンは高揚するのですよ。
当然食しても美味いわけです。本当に旨いです。ただし、具がこぼれ落ちそうになることに若干気を遣わなくてはなりませんので女性にはちょっと辛いものがあるかも知れませんが、多少のお行儀の悪さは許してもらえるでしょう。
そーゆーユルさが南欧ちっくなものさえ感じさせるのでありまして、小ジャレた空間なのにお得なランチもラインナップされた商品構成が日常的な利用をする気にさせるものなのであります。そして「もうちょっと宿舎の近くに在ったらなあ…」と残念な距離であることに苛立つエロおやぢであります。
◆ CAFE-REST サンセリテ
愛知県稲沢市祖父江町山崎下枇 481-1
TEL=0587-97-8812
ACT=7:00-17:00 無休