でらうみゃ~でかなわんわ(156)

噂のにゃごやモーニング その109 「 cade de CinQ 」(カフェ ド サンク)

クロワッサンとチョコレートストライプ

酒呑みのクセして甘いものもスキなヘンタイ野郎です。本人(いちおーボク=エロおやぢのこと)にしてみれば「いったいドコがいけないってんですかい?」みたいなキモチもあるのですが、世間一般では古来からニッポン男児たるものヲンナコドモの好むものに迎合せずキリッと辛口に過ごすべし…みたいな時代錯誤な概念も存在しているのでありまして、まあボクから言わせていただくなら「時代遅れです」とバッサリ斬り捨て御免なのであります。
そんなワケで時に於いてはケーキやアイスなどの洋菓子や饅頭・団子・羊羹といった和の甘味までいろいろと楽しみまくっているのであります。その中のフェイバリットとでも言いましょうか、高価なので滅多に購入はしませんけれども哀愁のイナカ町に在る某ケーキ屋さんの「オペラ」というショートケーキが大好きなのでありまして、それはチョコレートのムースとスポンジが層をなしている極上の逸品なのですね。ただこのお話の続きは本駄文日記の後半で。

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「 cafe de CinQ 」   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

出張先宿舎の在る津島市に「サンク」という名の喫茶店があることを少し前に知りました。サンクってねえ、ボクが乗ってる "おフランス製大衆向け乗用車” のメーカさんが少し前(と言っても二十年近く前のことですが)その名のクルマを製造販売していました。いわゆるコンパクトハッチバックなのでファミリーカーとしてのユースからラリーやレースなどで活躍するホットハッチまで多様なラインアップでギョーカイをリードしてきましたけれど、今はメガーヌとルーテシアというカテゴリに分かれて複雑な消費者ニーズに対応しているわけですね。
ん~何だか脱線といいますか、ちょっと本駄文日記のベクトルから外れてますねえ、修正しましょうか。つまりはその「サンク」ってナマエに親近感や様々な興味があったってことなんですねえ。なんだよ、それだけのことかい、前置きが長すぎでしょ。

でも8:00開店のそのお店に行ってみると、かな~りステキな外観じゃありませんか。フツーの喫茶店とは確かに違うよなあ…というナニかに満ち溢れているのです。ウッドデッキのテラス席、木の切り株のデコレーション、鄙びたソンブレロや草木、フランス語の店名…あぁ、やっぱり来てよかった、って思える瞬間です。

カフェドサンクのモーニングサービス   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

こちらのお店のモーニングサービスは三種類で、クロワッサン、デニッシュパン、山型食パンのトースト…それぞれの付け合わせが若干異なる仕様になっています。サンクというおフランスな店名ならば迷わずクロワッサンにしたいところです。しかもプラス¥100すればクロワッサン・サンドにもしてもらえる!というスペシャル版もあるわけですが、欲深なエロおやぢは五種類あるデニッシュパンの中からスキなものを2つ選んでいいというBセットにしてしまいました。
りんご・トマト・レーズン・チョコ・メイプル…そりゃ迷いますけど、ワイン好きの悲しい習慣ですかねぇトマトとレーズンにしました。お味の方はもう申し上げる必要はありませんね、軽いのにリッチなお味です。美味いっ。

チョコレートストライプ

デザートとしてのプレーンヨーグルトもフルーツソースだけでなくカット生フルーツが入っていたり、かな~り気の利いたセットになっています。これはなかなかにお値打ちかと思えますね。
ところでテーブルをはじめ店内の各種インテリアに採用されているウッドの積層、これがチョコレートのストライプを想像させる美しさがあります。そう、先に記述しましたように「オペラ」というケーキの断面を思い出すわけです。単板の銘木には心打たれるものがありますが、色彩やマチエールの異なる木を組み合わせたクラフトにも別の世界があって素晴らしいものです。身近な例では箱根の寄せ木細工が有名ですが、ボクの所有する B.C. Rich Eagle という80年代製 Made in USA のギターがそれなのでして、もう弾かなくたって見ているだけで満足…って脱線ですよ、元へ。

「cafe de CinQ」店内_191103 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

ちょっとブッキラボーで愛想はイマイチな若年男性店主ですが、提供されるものにはハートがあります。もしかしてこのデニッシュパンも彼の手作り?なんてことも。
ランチはかなり評判がよろしいようで、出来れば再訪して確かめてみたいものです。静かでいいお店です。


cafe de CinQ(カフェ・ド・ サンク)
愛知県愛西市諸桑町郷城 349-1
TEL=0567-26-1739
ACT=8:00-21:00 水曜定休




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大徳院

えびす大黒様そして尾張霊場第二番札所

甚目寺のすぐ隣に在る大徳院さんに行ってきました。
恵比寿様と大黒様で有名なお寺ですが、その山門にはいきなり木彫の小槌と宝袋があるのでして「おぉっ」と唸ってしまうわけです。

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大徳院山門 小槌と宝袋の木彫

境内のいたるところに小槌と宝袋があります。屋根瓦にまでそれがフィーチャーされているのには参りました。
また「おみくじ」を入れてある容器も宝袋スタイルで、英語表記もなされている「おみくじ」がインターナショナルな世相を反映しています。そして打ち出の小槌と宝袋というお目出度いイニシャルが、商売繁盛や縁結びなどを祈願する人々を惹き付けるお寺のようです。

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いたるところに小槌と宝袋がある大徳院

本堂の縁側には恵比寿天と大黒天が鎮座していますが、ダイレクトにお札を貼るというスタイルは珍しいですね。ちょっと愉快な「えびす大黒」でもあります。

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大徳院本堂 恵比寿天と大黒天

MINOLTA M-ROKKOR 2.8/28, 2/40
Ernst Leitz M-ROKKOR 4/90
SONY α7




いつものように御朱印をいただいてきましたが、帰宅して御朱印帳を開いてみると「七十二候 開運札」と共にそれを解説する紙が添えられていました。


七十二候
霜降 初候 十月二十三日・二十七日

柿の美味しい季節となってきました。
柿は栄養価が高く、冬の風邪予防など健康食品としても優れています。


有難いことですね。御朱印と一緒にこうしたものを頂戴して、本当にうれしく思いました。

尾張霊場二番札所 えびす大黒の大徳院
http://www.ebisu-daitokuin.jp/about/
愛知県あま市甚目寺東門前26番地
TEL=052-444-0241