■ 「京都人の密かな愉しみ」から
某国営BS放送の番組に「京都人の密かな愉しみ」というものがありますね、そのセカンドシーズンである「 Blue 修行中」てのもありまして時々視聴します。ストーリーが陰鬱で画像もダーク寄りなので、見終わるとなんとな~く滅入ったキブンになるものですが、番組の中で気分転換のように時折登場する料理家・大原千鶴さんがいつもなかなかにステキな料理を披露して下さるのが楽しみなのであります。
先日視たものはどうやら夏に放映されたものの再放送だったらしく、彼女が作っていた料理は " 冷やしカレーうどん " なのです。タイトルだけから想像すると平凡ですがそこはサスガに料理家、お見事な構成でついついマネしてみたくなる逸品でありました。
大原千鶴さんは京揚げを甘く煮た「甘ぎつね」と云うものを大振りにカットしてうどんに乗せ、刻みネギだけを薬味に添えられておりました。とてもシンプルですが潔くかつチカラ強さもあってぐいと引き寄せられます。まあ今は冬なので " 冷やし… " はパスですが、その洗練されたスタイルにインスパイアされ、温かなバージョンで作ってみたエロおやぢです。
「きつね」は味付けはせずにサッと湯通ししただけの京揚げをやはり大降りにカットし、九条葱だけの薬味で勝負です。あぁ、予想通りですがめっちゃ美味い…素の京揚げがカレーつゆを次第に吸っていい感じになります、これはハマりそう!
でも熱々のカレーうどんって冬はもちろんだけど、盛夏のころにアセダラになりながら喰うってものまたいいんだよなあ、ちょいとカレー粉を多めにしたホット&スパイシーなやつをね。
食後のデザートは流行りのタピオカです。年老いた母上はその人生の中でタピオカなるものを食したことがない…という話でしたので、コンビニでメにしたバカ息子が親孝行のフリをして購入してきたものです。
ボクは十数年ぶりにいただいたタピオカですけれど、これってべつに流行りじゃなくたって美味しいものなんですよね。巷ではいろいろなお味のものが売られているようですが、やっぱり基本のココナツミルクがいいなあ。
■ 如月富士
撮影時の気温はマイナス1℃
これまでが暖か過ぎたんですよね ようやく冬らしい厳しさがやってきました
茶畑にも霜が降りてまして
指先が痛い出勤時刻であります
6:56AM, February 05. 2020. @Atsuhara, Fuji-City