カレーきしめん

この香りにはヤラれます

真夏のくっそ暑い時期にアセダラになりつつ啜る「カレーうどん」もいいものです。ナゼかこうストイックな行為とでも言いましょうか、やや自傷気味な修行のように、食後の涼を強く感じたいがための欲求とさえ思えてくることもあります。
ところがこうして本格テキに肌寒い季節ともなりますと、いよいよソレは深いところからの要望としてふつふつと湧き出でてくるものなのですな。お~っし「カレーうどん」を作って喰おう!もう食す前からその方程式の勝利が見えております。

カレーきしめん   Asahi Opt. SMC Takumar 1.4/50  SONY α7

こーゆー料理には柔らかで汁吸いのよい玉うどん(ゆでめん)がいいのですけれど、そのためにわざわざ買い物に出かけるってのもメンドっちい話なのでありまして、ストックの乾麺で間に合わせるわけですね。
ところがオゥマイガァ…在るはずのうどん乾麺が無いじゃないか、えぇっ!?また忘れてた?ちっ、シカタないねえ…残っていいた " きしめん " で代用しますか。いやいやそんなゼイタクなことを言ってはいけませんよ「シカタない」なんてさ。ナゴヤで買ってきたお気に入りの乾麺ですからね、こいつも美味いに決まってます。
豚肉に油揚げ&カマボコそして薬味に短冊切り根深、ダシつゆにエスビー赤缶カレー粉を溶き入れ葛粉でトロミをつければ完成です。あぁこの香りにはヤラれます、そして美味くて美味くて申し上げることはありません。

MOW 白桃ミルク

前夜も MOW を食したくせにまたもや登場です。だってスキなんだからしょーがないよね。
それにしてもカレー料理のあとにアイスが食べたくなるのはどうしてなんだろう…と『カレーきしめん』でほっこり温まり、額に薄く滲んだアセを拭いながらアイスを食す初冬の午後。幸福な時間であります。
そして「うんうん " カレーなべ焼きうどん " ってのもいいんでないかい…」などと膨らむ美食妄想もいと楽し。








霜月の庭風景


少し前まで暗緑色だった梔子の実が色づき始めました
師走の頃にはもっと鮮やかな色になるでしょう
そういえば昨年収穫したものもとうとう使わなかったなあ
作りっパのムダはよくありませんよねえ

色づき始めた梔子の実   Carl Zeiss YC. Planar 1.4/50 T* MMJ  SONY α7