■ ソースはステーキ醤油風
この『とんテキ』と云う料理は年に何度もいただくものです。ボクはどちらかと言えば『とんカツ』が好きですが、テメーがお家で作る場合『とんテキ』の方が勝負も早く後片付けがラク…なんてパッシブな理由でついついジッコーしてしまうのですね。
おっと、その前にこの日の相棒である " 限定出荷のプレモル初仕込2020 " をぐびっと飲って…う~む、軽やかでちょっと華やかな香りの美味いビールですな。
以前はN食研の「トンテキソース」をよく利用しました。適度な甘辛さと失敗の少ないレシピ、お値段も手ごろってことで一時は切らさぬようにストックしてあったものですが、このところナゼかジブンで作ったソースが多いのです。きっと原点回帰みたいな意識が働いているのかとは思いますけれど、毎回レシピやお味の方向性を変えておりまして、不動不滅の定番!に至るまでにはもう少し研鑽を重ねなければならないようです。
さて今回は「ステーキ醤油」風なソースにして調理してみました。ベースは醤油ですがそこに酒や味醂、そしてガーリックと粗挽きブラックペッパーというごくごく常識テキなレシピで和風なテイストを求めてみるのです。
もうちょっと甘みが強くてもよかったかな~とは思いましたが、まあまあソコソコに美味しい『とんテキ』になりました。フツーに食せばフツーに美味しいものでありまして、何の不満もありません。上質なブランド豚肉ならば " 塩コショウのみ " で勝負してもキラリと光るものが得られますけれど、リーズナブルな並クラス国産ポークだと、このように若干濃い目の味付けの方が美味しく感ずるものです。
食事は想定内の美味しさで静かな満足感があるものですが、シゴト帰りに立ち寄ったコンビニで購入してきたこのスイーツにはちょっと驚きました。
決して高価な商品ではなく、あのヤマザキさんが製造元の「雪苺娘」です。" ゆきいちご " と読むらしいですね。あ~なんだか面白いじゃん…と思ってカゴに入れました。そして食してみればとっても美味しいのであります。
求肥なのでしょうか、羽二重餅のような薄皮に包まれているのはスポンジとホイップクリームそして旬のイチゴがまるごとひと粒!苺ショートのようなお味なのにもちもちした和の食感とテイストがたまらなくいい感じ!洋風の「いちご大福」と言ってもいいでしょう。
ボクはこのテのコンビニ商品に触れる機会があまり多くなかったものですから知りませんでしたけれど、これって1998年からヤマザキさんが製造販売しているものらしいですね、20年以上のロングセラーです。あぁ知ってたら毎年楽しみに待っていたのになあ…そう、冬季だけの期間限定販売なのです。これ、絶対にまた買ってきます。その時はドーム状の可愛らしい容器に収まった姿もフォトにしておきましょうか。
◆山崎製パン株式会社 商品情報「雪苺娘」
https://www.yamazakipan.co.jp/product/04/yukiichigo.html