ピッツァを焼いて食べよう

しばらくピッツァを食していないことに気が付いた。そう思うとそれが食べたくて仕方がなくなるわけであって、早速シゴト帰りに立ち寄ったスーパーで食材をいくつか買いそろえることとなる。

いつも定番にしている「マルゲリータ」は本来トマトソースとフレッシュバジルだけのシンプルなものだが、ちょっと天国の入口・ゼイタク仕様にグレードアップするにはフレッシュフルーツトマトをあしらったり、チーズをミックスタイプからモッツァレッラ単体にしてやると到達間違いない。
そしてもう1種類のピッツァはその日その日の食材を用いて創作する、つまりかな~りテキトーなレシピでチャレンジするのであるけれど今まで失敗したことはなく、もしかしたらボクはピッツァ・ヌーボの天才か?などと自惚れたりもしていた。しかしいつまでもテキトーなレシピでは心休まることがないので、そろそろ固めることにしないか…と本気でその組み合わせを検討するわけだ。

今回はサラダ用のホウレン草とサラミソーセージで定番開発の第一号にする。ピッツァクラストにはアッシェしたガーリックを散らすだけ、あとはたっぷりホウレン草とサラミソーセージを配置してチーズを散らすだけである。チーズが溶けて焼きあがったらフレッシュなエクストラヴァージンオイルと粗挽きペッパーで仕上げを行う。

ピッツァ2種とホウレン草のサラダ   Nikon NIKKOR 2/85  SONY α7

こいつは美味かった。「ホウレン草とサラミのピッツァ」としてどこぞのお店で新メニューとして掲げても恥ずかしい思いをすることはないだろう、定番メニューとして確定だ。もちろんいつもの「マルゲリータ」もエクセレントなお味で申し分ない。
ただ購入してきたサラダ用ホウレン草はとても分量が多くてピッツァだけでは使い切れないことが判ったので、それならもう今日の内にサラダで食してしまった方がいいんでないの?てな展開だ。
これもスライスしたオニオンのみをミックスしてシンプルなスタイルにする。ドレッシングとしてはオリーブオイルと岩塩のみ、レモンを柑橘酢として使うところがミソかと思う。これもかなりいい感じ、サラダ用のホウレン草はアクやエグ味がほとんど無いし、食感も柔らかで軽い舌触りが心地よい。カリカリベーコンをコンカッセしたものか、ローストしたナッツを砕いてトッピングしてもいいかも知れない。

LA PIEVANELLA VINO BIANCO

相棒はワンコインの白ワイン。平素の食事に高価なワインは奢れないので、たいていはスーパーかコンビニのワンコインあるいはそれに近い価格のものをチョイスしてくるのだけれど、デイリーの定番に据えるためにはもう少し時間が必要だ。
このイタリアンワインの白はクセが少なく全てのバランスが中庸をとどめているので料理の種類を選ばなくていいかも知れない。確かに趣のなさは感ずるが、多様な食事に対応させるためにはそれくらいでいいのだ。

あぁ美味かったなあ、久しぶりのピッツァ。たいしたテマもかからないし、これだけ美味しければ満足だ。宅配のピザ?そんなもん全く視野に入ってきませんねえ、間違いなくコッチの方が美味いから。


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