鮭の西京味噌漬

雪煙舞い飛ぶ如月富士の夜明け


少し夜明けが早くなったけれど
強風の山頂
舞い飛ぶ雪煙
まだまだ厳しい如月の富士山
6:35am, February 23. 2020. @Fujinomiya-City


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AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300

夜明けも早くなったし日没もいつのまにか遅くなっていて、これまでとは違うなぁと云うことは確かなのですが、まだまだ厳しさが残る富士山です。
ただ暖冬と言われた今シーズンは例年よりも積雪が多く不思議に思っておりましたが、先日某国営放送静岡局のお天気おねーさんがその解説をしておられましてね、暖冬だけれども富士山とその周辺は日照時間が短く降雨量が多かったためにそのような積雪の結果になっているらしいのですよ。う~む、納得でやんす。



今更聞けない西京味噌の由来

さてそんな風に冬の終わりの近づきを感ずる今日この頃でありますが、先日『鮭の西京味噌漬』を食しました。まあよくアッチコッチで売っている例のやつです。
ところがよく考えてもみますと「西京味噌っていったい何?」なんですよね。あ~知らなかったのはもしかしてボクだけ?だったらちょっと恥ずかしいかなあ…今更ヒトに聞くってーのもナニですしねえ…と困るのでありますが、今はネット検索というズルがいくらでも可能なので、スラっと知ったフリをして記述することもオッケーな世の中でしてね、けっこー不マジメ&不勉強で人生をヤリクリしてきたボクもなんとか首の皮一枚でつながっているわけです。

鮭の西京味噌漬   KONICA HEXANON AR 1.8/52  SONY α7

いゃ~風味も豊かでえろぉ美味いもんどすなぁ、旦那はん…と急に京コトバが登場するのはやはり西京(明治維新で東京に遷都された京都の別称)だからなのであります。塩分濃度が低く糖度が高い味噌を好んだ京都人の " 白みそ " が所謂 " 西京味噌 " の由来なのでありまして、これに魚やニクを漬け込んでは焼いて食すツウの味、そう発酵調味料によるタンパク質分解と旨味成分の増強補完がこのお料理のキモなのであります。
因みに世間一般では " 西京漬け " とか " 西京焼き " なんてコトバが普段使いされておりますけれど、正確には " 西京味噌漬け " あるいは " 西京味噌漬焼き " とすべきでしょう。まあ今のご時勢はなんでも省略してしまうのが常ですけれど、そのツケは必ず誤用による混乱というカタチで自分に返ってくるはずでしてね、今のうちにちゃんと正しい日本語を習得しておかないとタイヘンなことになりますよ…と元エセ文学青年で付け焼刃フォトライターのエロおやぢは警告するのであります。。



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