穴子天丼

暑気払いのドンブリ

暑苦しい世相、そして気候も同様に…なんだか逃げ出したいキブンでありますが、そうも言ってられないのが現実なのでありまして、どうにかこうにか生きてゆかなければならないわけです。まあ生きてさえいれば何らかの楽しみやヨロコビも多少はお恵みいただけるものと信じ、淡々粛々と残りの人生を歩みゆくはずのエロおやぢであります。
 
そんな先日、いつもの哀愁のイナカ町スーパーで珍しいインスタント袋ラーメンを見つけました。フィルム外装には復刻版・昭和41年発売と印刷されております「味の大関」ですな。
商品名のロゴタイプからして昭和のニオイがぷんぷんしてくるけれど、ナゼかホッとするような懐かしさもありますね。エロおやぢの当時は北海道釧路に住んでいる小学生だったわけですが、カップ麺などは未だ存在せずインスタントラーメンと云えば袋麺の時代、後年「ペヤングやきそば」を大ヒットさせる " まるか食品 " さんはこのような商品を製造販売していたのですね。

味の大関

ありあわせの具をトッピングしいただいてみましたが、ごくフツーに美味しいインスタントラーメンであります。パッケージデザインだけでなくお味の方も懐かしさを覚えるものでありまして、シンプルな味わいの中にアナログレコードのような温かみを感じ取ってしまうのは単なる思い込みだけではないような気がします。
小麦製品がバンバン値上がりする中、この復刻版インスタント袋ラーメンは5個入りパックが¥158という大廉売、お値段まで復刻版であったのが驚きであります。
 
さて本日の駄文日記のメインはインスタントラーメンのことではなく『穴子天丼』であります。鮮魚コーナーが充実している別のスーパーで旬の穴子を開いて販売しておりました。おぉ~!アナゴですか…いいねえ、煮穴子なんぞにして寿司飯に乗せて喰ったらサイコーじゃん…などと思いましたけれど、シゴトで激疲れたカラダにムチ打ってそいつを作るのもかったるいハナシだしさ~と二の足を踏んでしまうわけです。
ねぇどーすんの?どーすんの?と果てしない疑問符の嵐が吹き荒れるまま惣菜コーナーに行きますと、なんとその開きアナゴを天ぷらにしたものが売っているではありませんか。
うりゃ~っ、こいつは渡りに船だぜ。メンドっちいことをしなくたってコレさえあればカンタン楽勝に『穴子天丼』がお家で食べられるじゃん。

穴子天丼   Asahi Opt. Super-Takumar 2/55 (Yellow Letter, Later Font)  SONY α7

例によってるんるんで帰宅し、黄金ドリンクをぐびぐびしながら天丼のタレを調製します。えへへ、ソレでお終い。そうです、ホントにソレでお終いなのが嬉しいじゃありませんか、ほぼ暑い思いをせずに食事の支度が出来ちゃうのね。
あとはドンブリに白ゴハンをよそい、青じそ大葉と穴子天をトッピングし、たら~りたらりとその天丼タレをかけてやれば完成です。ええ、ええ、ええもちろんお味の方はパーフェクトですよ、揚げたて穴子天ですからね、コロモはサクサク~穴子の身肉はふんわりほわり~…いい暑気払いのドンブリであります。
人生もこんな風に調子よくいけばいいのに…と思いますけれど、まあそうカンタンにいくはずなんてないよなあ。




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文月の庭風景  ハグロトンボ


今年もやってきましたハグロトンボ
未だ警戒心が非常に強い時期なので近づけばスグに逃げてしまいます
離れた場所からそっと撮影し画像もクロップしてこのサイズ
まあそのうちもう少しマシなフォトが撮れるでしょ…って甘いかな~

文月の庭風景 ハグロトンボ   Nikon Ai-S Zoom-NIKKOR 4/80-200  SONY α7