サロベツラーメン

北海道フェアでゲットしたもの Vol.3

件の「北海道フェア」で懐かしい地名に出会いました。と云ってもテレビの自然紀行モノやネイチャーサイエンス番組ではけっこーお馴染みの地名なんですけどね、改めてメにしますとやはり親しみを強く感ずるものです。
その名はサロベツ、北海道の北端に位置し " 利尻礼文サロベツ国立公園 " として保護されているエリアです。貴重な湿原や原生花園が存在し、ラムサール条約 *1で厳しくその存在の維持管理がなされている " サロベツ原野 " です。
サロベツという名称の由来はアイヌ語の " サルオペツ = 葦原にある川 " でありまして、現在も当て字などせずにカタカナで残っている地名ですね。中学生の頃そこでキャンプをしましたが、夕陽がとても美しかった思い出があります。

北海道サロベツラーメンと青森県産ベビー帆立

そんなサロベツの名を冠したラーメンをゲットしてきました。外装パッケージには「ミルク風味の塩味」とか「スープに豊富牛乳の生クリームを使用」(豊富牛乳公社は現地の乳業メーカーさん)などと謳ってありましてね、正直なんだかちょっとアヤシいなあ…とは思いましたけれど、え~い!ままよ!とばかりにカゴに放り込みました。

あとはサンプルフォトに倣ってホタテやコーンといった北海道の名産品をフィーチャーすればオッケーですね。コーンはヅメカンでいつでもテに入りますが、出来れば北海道産の大粒ホタテを…とそのスーパーで探しましたけれど、どうやら入荷されていないようです。
う~ん、おかしいなあ…ホタテはC國の禁輸措置によって生産地でダブついてるはずなんだけど。調べてみると、どうやら高値で取引してくれたC國への仕切り価格を引き下げたくないばかりに国内流通をカットしているようなのです。ええっ?それなのに国に補償しろってどーゆーこと?根本テキに間違った行動ですな、テメーの金儲け優先・高額年収の確保ですか?先ずは自分たちで販路開拓や拡大の努力をしないと…って脱線ですよ、元へ。

サロベツラーメン   KMZ JUPITER-8 50mm F2  SONY α7

そんなワケで確実に入荷している青森県産ベビー帆立ボイルを購入しました。青森県の漁業関係者さんたちは長年地道な努力をしてきて、国内販売を主体とした流通を画策してきました。ジミで目立たない商売ですが、ぜひとも応援してあげたくなるってもんです。
さてゴタクはもうお終いにしてラーメンを食べましょう。ミルク風味の塩味スープは、最初のお味見では「ん~…(コンデンスミルクを中華スープで割ったみたいな味)」てな印象でしたが、麺や具材をトッピングして食してみれば意外にフツーのミルク風味でした。まあハッキり申し上げれば不味くはないけれど、かといって抜群に旨いわけでもなくフツーだよね…みたいなカンジです。
でもね、ホタテやコーンの美味しさに後押しされてズルズルと完食できてしまうのですから、コレはコレで楽しめるラーメンなのでしょう。そしてこれもまた現地で冬場にでも食せば矢鱈に美味しく感じてしまうものなのかも知れませんね。

あ~それより体調が戻ったら北海道に行きたいな…。
 
 
*1:ラムサール条約は、湿地の保存に関する国際条約。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。1980年以降、定期的に締約国会議が開催されている。日本での法令番号は昭和55年条約第28号。「ラムサール条約」は、この条約が作成された地であるイランの都市ラームサル(ラムサール)にちなむ通称である。(出典:Wikipedia
 
 





長月の庭風景  空蝉に落葉…そして桔梗の末路


何度も登場している空蝉ですが
舞い落ちてきた紅葉が引っ掛かってまして
風でゆ~らゆ~らと…
哀れに哀れが重なって いと哀れ

長月の庭風景 空蝉に落葉   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 


そして色っぽい姿で一世を風靡していた桔梗さんも
今やこんな姿を晒しているわけです
諸行無常の響きあり…
これもまた いと哀れ

長月の庭風景 桔梗の晩夏   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7