芹と豚肩ロースのコショウ鍋

節分富嶽


本日は節分の翌日で「立春
二十四節気のスタートでもあります
 
昨日の富嶽は淡く霞んだ大気の下でしたが
春の兆しも少しだけ

6:53am, February 03. 2024. @Fujinomiya-City

節分富嶽   Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 135mm F3.5   SONY α7



 
 
 
 

芹と豚肩ロースのコショウ鍋

「芹」は根を喰う野菜だった

厳冬期から春先にかけて旬を迎える「芹」ですが、茹でたものをお蕎麦に添える「芹蕎麦」や、鍋物のメイン野菜として扱う「芹鍋」が美味しいいただき方かと思います。あの独特の苦みや食感が来る春を予感させるもので、あともう少しで…という感情がそっと押し寄せる食卓もまた愉しいものです。

芹と豚肩ロース

そんな「芹」はその根を食すのがツウなのだ…と知ったのはつい最近のことです。ん~確かに香りも強そうだし、茎や葉に比べれば食感も強靭なものであるに違いないわけですな。
スーパーで新鮮な「芹」を見つけたので早速購入してみました。根には泥汚れなどが付着していますので、非常に丁寧な洗浄を要求されます。細かいタワシでゴシゴシ…流水で洗い流しながら何度も繰り返します。イナカ料理だと思っておりましたが、ガサツさや粗雑な部分は徹底テキに排除しなければならず、意外に繊細なお料理であることを認識させられます。

芹と豚肩ロースのコショウ鍋   CANON FD 50mm F1.4 S.S.C.   SONY α7

鍋は例の「コショウ鍋」です。水とお醤油とホワイトペッパーだけ…という潔く割り切ったツユが「芹」と「豚肩ロース」を見事に引き立てます。あ~やっぱり「芹」の香りがパ~ン!と押し寄せた瞬間に「豚肩ロース」とがっつり手を組んで、得も言われぬ旨味へと昇華してゆくのであります。
ただかなり以前にお蕎麦屋さんで食した「芹」はもっと香りと苦みが強かった記憶があります。きっとコレは一般的に食べやすいように栽培されたものなんでしょうね、その点だけが少し残念でしたが「芹」の持つアドバンテージは充分に感じ取ることが出来ました。
そして肝心の根の部分ですね、これはやはり香り食感共にワンランク上の存在でして、やっぱり「芹」は根を喰う野菜であることを強く感じました、本当に美味しいです。ソフトリイな豚肩ロースに「芹」の香り…最強タッグですね。

翠 ジンソーダ

相棒はこのところ食卓への登場頻度が増している「翠 ジンソーダ」です。落ち着いた香りとクリアな飲み口が堪らないですね、かなり長い間いただき続けておりますが、全く以って飽きが来ません。ん~ケース買いしてもいいかな…なんて考えております。



 
 
 
 

ご近所散歩 January 31. 2024.  沈砂池の水門


製紙会社の発電施設用に設けられた水門
ロボット兵器みたいにも見えてなにやらちょっとコワい外観ですね
でも下流では水鳥が羽根を休める姿もあって平和です
小河川や湧き水の豊かな町らしい景色でもあります

ご近所散歩 January 31. 2024. 沈砂池の水門    Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7