■ 雨上がりの富嶽
前夜から明け方まで降った雨は富嶽の冠雪に白さを重ねてゆきました
月末の天気予報は再び寒気団がやってくるとのことですが果たしてどうなりますか
昨日朝は寒々しい上空
ほどなくしてスカッと快晴に
6:55am, January 16. 2024. @Fujinomiya-City
■ ポークソテー風煮豚
背徳の柔らかさ
ラーメン用に叉焼を作ってみたり、お惣菜として煮豚にすることもあります。食感や風味が違うので、似たような料理ではあるもののその印象はすっかり異なるものとなります。
先日その煮豚を食していてふと思ったのは「ステーキやソテーに使う豚ロースを柔らかく煮てみたらどうなんでしょ…」てなことなのです。なんかヨサゲですよね、ものは試しと早速ジッコーしてみます。
不正や贔屓偏頗があってはならないので、ごくフツーの豚ロースをチョイスしました。いちおー銘柄豚ではありますけれど、さほど高価なものではなく国内産豚肉のレギュラークラスでしょう。この何度か食しているブランドは品質や食味も安定しており安心して使うことが出来ますね。
豚カツやソテー用の豚ロースですから厚みは生状態で12~15mmほど、一枚あたり120~130gの標準的なサイズです。フライパンで表面に焼き色をつけたら深鍋に移しいつもの煮汁でコトコトと極弱火で40分間くらい煮込んでやります。仕上げは再びフライパンに移し強火、煮汁にテリが出るくらいに煮詰めあげれば完成です。
ガロニは洋風でも和風でも中華風でもオッケーでしょう、優しい醤油味なのでどんなジャンルでも活躍するわけですよ。今回はポークソテー風を意識して生ヤサイとフライドポテトの洋風コンビで決めました。
いやいや、予想通り柔らかくホロリと崩れるような食感が堪りませんね、美味しいです。これは反則と云うよりは背徳に近いものがあります。そして見た目より穏やかな味付けなのでこの大きさのロースでも二枚は楽勝にイケちゃいますね。食べ盛りのお子様がいらっしゃるご家庭は肉の量と質にもう少し熟慮が必要となるでしょう。それでも単価の安い輸入豚を使っても美味しくいただけますのでご安心を。
カッコつけてポークソテー風なんてタイトルを付与してしまいましたが、要は平たい煮豚だと思えばいいのです。