■ 魚肉ソーセージの野菜炒め
ジャンクフードから健康路線へ
かつてはコドモのおやつ程度と上から目線で見られていた魚肉ソーセージも、今やリッパな健康志向を標榜してヘルシー路線で復権しています。原材料の内訳も合成保存料や合成着色料といったものは含まれておらず、自然由来のナチュラルなものがキャスティングされているわけですね。
なんだか懐かしいような気がしてたまに購入してみますが、昔食したようなスパイシーさ頼みの刺激テキな感じは全く無く、お魚のスリ身にソーセージ風の味付けをそっと施しました…みたいな優しさがあるわけです。ジャンクフードからはすっかり脱却し、時代に即したスタイルに変貌です。そしてニッポンらしさに溢れる食品の安全性がしっかり担保されているのです。
そんな魚肉ソーセージを野菜炒めに使ってみました。ええ、ベツにどうってことのないごくフツーのお惣菜であります。春キャベツや新タマネギの甘さにもアシストされて、想定外の甘さに驚くわけですよ。調味は基本的に塩コショウと中華調味料少々だけ、もちろん糖分など一切加えておりませんが、いや~甘くて甘くてビックリでやんす。
お酒の肴にするには少々ヤワな味付けではありましたけれど、まあたまには違った路線の景色を楽しむのも悪くはありません。それよりお子様がいらっしゃるご家庭ではヤサイ嫌いもコレで矯正…って、そんなに甘くないか。甘くないってのはシツケのお話ですから。