■ キハダ鮪のヅケ
" 山かけ " でいただく新レシピ
鮪を " ヅケ " にして食すのが好きです。
本鮪の中トロなどはそのままがイチバンですが、庶民派のリーズナボゥなもの…殊にトンボ（ビンナガ鮪）のトロを " ヅケ " にしたものなどは旨味・舌触り・香りの全てが天国なのでありまして、相棒たる日本酒の消費拡大を頗る促進させる酒肴なのであります。
先日はその鮪冊の良質なものに出会いまして、シャキッと切りたてというのがズバリとアピールしていたわけです。晩酌の肴をナニにするか悩んでいたところでしたので即カゴですね。それはあっさりとしていながら色味と食味のバランスも佳いキハダ鮪、こいつは「山かけ」にするのがベストでしょう、千葉県産大和芋も併せてカゴに放り込み、るんるんで家路を急ぐエロおやぢなのであります。
ジツはその数日前に新たな " ヅケ " のレシピを知り、ちょうど試してみたいと思っていたところでした。従来はブツに切った鮪をヅケダレに半時ほど合せておくのが常でしたが、新レシピでは冊のまま瞬間テキに熱湯にくぐらせたあと、すぐに冷水でシメてヅケダレに半日、そののちに切り分ける…という若干時間とテマの必要な方法なのです。
しかしその甲斐あってしっかりと、しかも均質にヅケダレが鮪の身肉にシミ渡り、加えてヨケーな水分が塩梅よく抜ける…という理想形がそこにありました。もう言葉は不要でしょう、明るい色の縁取りが真っ赤な鮪の身肉を飾り、見た目だけでも圧倒テキな勝利ですね。旨味と食感は言わずもがなの『鮪山かけ』、祝杯を掲げましょうか。
■ちょっとお散歩 February 13. 2024.
お散歩コースのひとつでは
潤井川という富士川水系の河川で工事が行われています
県道の橋脚基部を補強しているのでしょうか
掘削とコンクリート打設が大掛かりに実施されています
何のためにこうしてあるのか判りかねますが
深い事情があってのことと思います
バツバツバツの三連続のあとにスラッシュ
サッカーのPK戦スコアみたいですね
カーブミラーに歪んで映る富嶽
冷たい風が吹く青空に
真っ白な冠雪がフシギな形で貼り付けられたよう
ここは何処？みたいな
放水路を跨ぐ形で設置されている水管橋梁
山からの湧き水はここを通って下流に運ばれます
普段の放水路には漏れたらいけないんですね
メンテナンスも必要なのでしょう
