■ 行者にんにくソーセージとゴルゴンゾーラ
凌駕する存在感
同じソーセージでも少し変わりダネを見つけました。" 行者にんにく " と大書されていて、きっとその風味がギュッと詰まった商品であることを期待させてくれます。
北海道釧路に住んでいたものですからそれは海岸や野原によく自生していて、ジンギスカンに入れて食べるのも現地の方々の流儀でした。ただ名称は " アイヌネギ " と呼んでいて、今はその呼称は消滅しているようです。きっと例の団体が差別だ人権侵害だと騒ぎ立て、何の瑕疵もない世間に圧力をかけた結果かと…って脱線です、元へ。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610132307.jpg)
そんなソーセージやらイタリアのサルシッチャに近いサラミソーセージなどを盛り合わせたプレートを楽しんでみました。折しも出かけたKOマートさんでゴルゴンゾーラが熱い視線を送ってきたので、パルミジャーノと共に仲良くしてもらい、その深い味わいの競演を堪能するわけです。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610132449.jpg)
やはり " 行者にんにく " の香りは圧倒的で、ガーリックやその他のハーブ類を遥かに凌駕する存在感がありますね。ニッポンの自然の中に自生する強烈な個性を、こうしてソーセージにフィーチャーする勇気を讃えたいと思いますよ、あぁ素晴らしい。
もちろんゴルゴンゾーラやパルミジャーノの濃密な旨味がこれらのソーセージに華を添えてくれるものであります。ただ本当はもう少し多種のハーブを添えてプレートの楽しみ方に深みを与えたかったところですが、ちょうど自家菜園の改修中でトウが立ってしまった香草類をイッキに処分してしまった結果、添えパセリだけという寂しさで残念なものでした。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610132320.jpg)
なかなかコレだというワインを見つけられず見送った店頭、そして当家のワインセラーのストックには数本の赤が眠っておりますが、このプレートにはオーヴァークオリティーかな~ってことで、結局は定番ビールとその後のスコッチウィスキーだけの食卓となりました。でもゼイタクな話ですよね、昨年の今ごろはアルコールも控えていた生活でしたので、これだけでもシアワセなことと感謝しなくてはなりません。足ることを知るべし…そんな心がけを失わずに生きてゆきたいものです。
■ ご近所ぷらぷら June 10. 2024.
明け方まで降っていた雨は止みましたが
植物たちにはその雫がまだ残っています
咲き始めたアガパンサス
薄明の中で透明感のあるブルーを輝かせます
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610150412.jpg)
額紫陽花にもいろいろな化粧額があるものですね
当家のものは青紫オンリーですが
白やピンクのものも街中ではよく見かけます
中央に密集している蛍光色みたいなブルーをよく引き立てています
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610150600.jpg)
何の変哲もないライトブルーの紫陽花ですが
コンクリート壁から垂れ下がるように揺れる姿が美しい
あぁもうじき梅雨入りか…
月日の流れは早いものです
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20240610/20240610150709.jpg)