うな重

うな重

令和六年土用丑まであと二十日

ご存知の通り盛夏の土用丑には鰻の蒲焼を食して精力をつけましょう…という習慣が我が国にはありますけれど、和食のグローバル化によってエゲツない中国人などにこの風習が広く伝わらないことを祈るばかりのエロおやぢであります。そもそも…ってまた脱線しそうなので元に戻します。

今年は土用の丑の日が二度あって今月の24日そして八月は五日です。最初の土用丑まではあと二十日を残すところとなり、まあちょっとガマンしていればよいのでしょうけれど、遅れてやってきた梅雨と猛暑のせいでもうソレも忍耐の限界に達してしまいました。え~いっ、喰っちまえ!なのであります。

綱正 うなぎ蒲焼

昨年近所にKOマートさんがオープンして様々な高品質商品を入手できるようになりましたが、この「うなぎ蒲焼」もそのひとつです。冷凍真空パックに収まっている鰻蒲焼なんぞドコにでもありますが、いちどお試しでコレを食してみたところ、おやまあ出色の出来栄えではありませんか。いいねえヤルねえ、これならストックしておいて食べたいタイミングにズバリと提供できるってもんさ…ってことで、どーしても『うな重』が食べたくなった先日、とうとうジッコーしてしまいました。

うな重   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RV

パッケージには電子レンジ調理も出来るみたいなことが記載され…と言いますかソレが調理法のメインになっておりますが、エロおやぢの経験ではどうにも不十分な調理プロセスで、やはり昔ながらの湯煎にした方が圧倒的に美味しくいただけるものと判断しております。近年の連中のように「美味しく食べられるかも」とか「美味しい気がする」などと曖昧な意見陳述は致しません、もう確信断定した主張をするのです。
な~に俄かには信用できないってんなら食べ比べてご覧なさい、その差は歴然としていますから。解るヒトには解るし、判らないならソレでよし、その代わり文句の言いっこは無しですよ。

安倍街道 そして鰻蒲焼には粉山椒

パックの表示よりも時間をたっぷりかけて入念に湯煎を行なったら、オーヴンで少しだけ焼色を付けましょう。この時添付の蒲焼タレを少量塗ってやるといい焼色になりますからね。とても焦げやすい状態になっていますので観察しながら焼き上げるくらいにしましょうか、頃合いを見計らって重箱のゴハンにタレをまわしかけ、乗せた鰻蒲焼にもサッとかけてやりましょう。
あぁめっちゃ美味いですね、とても味わい深い鰻ですし、蒸し加減とか調味の塩梅も申し分ありません。支度は少々メンドっちいものがありますけれど、これなら老舗の鰻屋さんにそう遜色はないと思います。
さあ、静岡の地酒も一献…あ~やはり大井川のウナギだなあ、とてもよく合います。
 
 

 
 
 
 

文月の庭風景  開きかけの桔梗


いま桔梗さんが真っ盛りです
たいていは朝にはすっかり開花しているのですが
運がよいとこんな風に途中の姿も見られます
花弁の根元がくっついている " 合弁花 " ってやつですな

文月の庭風景 開きかけの桔梗   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RV