ディレイドスチール

うな重』@静岡県富士市 うなぎ屋「主水」

今年の夏の土用丑は今月20日と来月の一日と非常に接近している。まあ土用の期間中にたまたま丑が二度来ちゃったってことですな。
その土用丑、言わずと知れた「鰻の蒲焼きを喰ってスタミナつけましょうか」の日ですね。デパートでもスーパーでも、近年はコンビニでも販売されていて予約のチラシや幟旗がうるさいくらいに並んでいる…ってことは短い期間に二度も「鰻の蒲焼」を強くアピールして販売促進しなければならないのですよ、ご商売とは言えタイヘンですなあ。

そうそう気軽に食べられる金額のものではないので、まあフツーの庶民は二度ある土用丑のどちらかで食せばいいんじゃないか、なんて感じじゃありませんかね。しかしボクなんかはそのあたりがとってもいーかげんと言いますかズボラかつテキトーなので「土用期間中に一度くらい喰っておけばオッケーじゃないの?」と、カッテな解釈でテメーの都合のいいようにしているだけなのですよ。
そんなワケで二度ある土用丑の真ん中あたりを狙って鰻屋さんに行ってみたのだ。本来は野球用語のディレイドスチールなんですけどね、ちょっとしたスキを衝いて時間差攻撃テキに盗塁を決めるワザですな、ちょっとギミックみたいなところもありますが、ある意味クレバーなミッションでしてね、今回の土用丑攻略戦術としてはバカみたいな混雑が避けられるとっても有効な作戦だったんじゃないかと自負しておりますです、はい。


Nippon Kogaku  NIKKOR-H・C 2/50(L39, Black-belt) @ SONY α7

さて注文した『うな重』は二段重で提供された。上段に鰻蒲焼、下段にタレのかかった白飯。これにはワケがあって、確信犯テキに『うな茶』をフィニッシュに決めてもらうためのスタイルなのですよ、だから重箱の乗せられた盆にはカラの茶碗と薬味が最初っから載せられ運ばれてくるわけでしてね、知らないヒトはちょっとドギマギしちゃうかも知れません。


Nippon Kogaku  NIKKOR-H・C 2/50(L39, Black-belt) @ SONY α7

しかし『うな茶』でゴマ化しているわけではなく、そのウナギの蒸し具合や焼加減、タレの甘辛さなどパーフェクトに近い。芳醇なウナギの旨味がその栄養価をバッチリ伴ってカラダに入ってくるヨロコビに震えるのだよ、いや〜めっちゃ美味いじゃありませんか! サスガ近年富士市でその名声をメキメキ上げている鰻屋さんだけありますな、いろいろなところで上等な鰻蒲焼を食してきましたが、このお店は一流店であることに間違いありません、太鼓判を押していいでしょう。
そしてちょうど重箱のウナギを七分目くらい食し終えるタイミングを見計らったように、刻み海苔とお茶が運ばれてくるのだ。うな重ゴハンが多めなのはこのせいでしょう、けっこーハラいっぱいなんですけどねぇ背中を押されるように『うな茶』を作ってはザバザバと流し込んでしまうのです。満足感ダブル…いけないお店を知ってしまったようですなあ。


うなぎ屋 主水
https://www.unagi-mondo.com/
静岡県富士市中野454-2
TEL=0545-35-0709
ACT=11:00-13:00 / 17:00-20:00 火曜定休+第三水曜休




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スースー系


アセダラのあとはもちろんスッキリとシャワーでしょ
そこにこんなスースー系があれば申し分ありません
涼しくなる時期まで残ると厄介…というより悲惨なことになるので
バカスカ使ってう〜んとスースーしようではありませんか