■ ニラ玉炒めと餃子
町中華スペック
首都圏で勤務していたころはシゴト帰りに町中華によく立ち寄ってはアレコレ飲食をしたものですが、今では哀愁のイナカ町住まいで、しかも徒歩圏内に町中華なんてものもなく、ひたすらお家でセルフ慰労会の開催と云う日々であります。
性格が悪いので誘うような友人知人がいるわけでもないし、その逆は更にない。だからと言って寂しいとかつまらないとか思うこともありませんけれど、概ね粛々とその日のお与えを楽しみとして過ごすのみ…といった現状の人生です。
ただ突然に町中華で食したようなごくフツーの中華料理を食してみたくなることもあって、多少はウデに覚えがあることをいいことにアレコレ講釈を並べつつその調理に勤しむわけですよ。
近年とみに思うことは、こうした町中華スペックのお料理の場合はあまり凝ったことをしない方がシンプルで飽きないお味に落ち着くのかな…と云うことなのですね、所謂 " イナタいお味 " が飾りっ気のない正直な生き方に通ずるような気がして…まあ本人は正直でもなんでもなくて、ただのインチキ野郎なんですけれども…半分アコガレの気持ちも込めて作ってみたりするわけです。
まあ特に変わったことをするわけではありませんが、先日テレビで視ていた町中華さんのご主人が割りほぐしたタマゴに " 水溶き片栗粉 " をチャチャっと入れるのを見逃さなかったエロおやぢです。あは~ん、なるほど...これがふんわり仕上げるコツなのねってことで早速マネしたりもします。あとはニラやキクラゲを投入して塩コショウと香り出しのお醤油、若干の中華旨味調味料にオイスターソース、仕上げに酒とゴマ油…てなところで出来上がりです。
ん~美味いじゃないか。多分このデキならどこに出しても恥ずかしくはないと思いますけど。あ、餃子は冷凍のものを使いました。今回はちょっと奮発して赤坂離宮のなんちゃらってちょいと高級タイプですね、投下資本に対して充分なリターンが確保され、頗る満足な逸品でしたよ。
お家で町中華ごっこならビールもオトナの義務教育633で攻めたいところですが、空きビンの処理のことやプリン体摂取の総合量を鑑みますと500ml缶が限界でしょうか。医者に言わせればこれでもオーヴァーしているとの由、でもまあそこまでガマンすることもないしねえ…と北海道フェアで一本だけゲットしてきたサッポロクラシックを慈しみながら飲るわけですよ。
いいねえ、お家で町中華スペック…またそのうちにジッコーしようぜ。
■ 長月の庭風景 キアゲハと百日紅の花
肝心のキアゲハはフレームアウトしてるし
ブレてるしピンも完全には来てないけれど
この動きのあるフォトってすごくいいじゃないか
テメーにしては稀にみる傑作かと思っているのですが
ほんとうによく咲いてくれた百日紅
いよいよラストとなりました
このあとは寂しく散ってゆくばかり
射し込む陽光もチカラが弱くなってきましたね