もっちり美味しい『ペンニーネのスープパスタ』


 ペン先のようなカタチが特徴のペンネはちょっと小振りなタイプを“ペンニーネ”と呼ぶショートパスタで、ドコのスーパーでも手に入るようになった。
表面にスジが入っているものはリガーテと云う名称で区別され北イタリア地方で好まれるが、日本に輸入されるモノのほとんどがこのタイプでスジナシを見つけるほうが逆に難しいかもしれない。
 ソースが絡みやすいので様々なタイプの料理にマッチするが、特にこの小さめなペンニーネはスープパスタの具として美味しくいただける気がする。


 トマトで酸味と旨みをつけたスープにベーコンなどでコクをプラスしてやるのはよくやる方法だが「ニクはちょっとねぇ…」な今は別の手段で美味しく仕上げたい。
昨日は乾燥ポルチーニを少々加えてキノコの旨みを楽しんでみた。フィニッシュはパルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしとバジルのコンカッセでこのスープパスタは全く別の料理に昇格する。
 もっちりと美味しいペンニーネはロングパスタのように神経質にならずともソコソコなアルデンテ具合に茹であがり「若干ゆで過ぎてしまったかな」と思うくらいが丁度良いスープの具の歯ごたえとなるようだ。
食べ進むうちに硬かったチーズもトロリとしてきて格別の美味しさを拡大してゆくし、ポルチーニの香りが心地よいのね♪
しかし、トマトとチーズとバジル…ドコかで聞いた方程式だなぁ…