ヒトが喰っているモノを見るとソレがミョ〜に欲しくなる性分は今更どうにもならないワケであるが、ドコでもテに入るハズのものがこんなイナカでは見当たらなくってアセリとも苛立ちともつかない気分がヨケーにそんな性分に火をつけたりするのである。
この“焼チキンこがしネギ”もその一つでスーパーを探し回っても見つからず、半分諦めかけていたところにコンビニでひょっこりと見つかったりするものだから「イナカの販売ルートにはディレイがかかっている」といった確信テキ境地を実感するのだな。
見つけたからにはサッサと喰って楽しんでみたかったのだが、神戸でのサミットやその土産物の消費に追われお試しするヒマもなく、スケルトンの衣装ケースにストックされたこの製品が恨めしくボクを待っていたのである。
食してみれば「あ〜ん♪やっぱりチキンラーメン味なのね…」といった油そば風のお味でナカナカにイケる。ソースにも焦がしネギの風味がしっかりしつらえてあり食欲は加速度を増してくる。
カップラーメンの場合は注ぐお湯の量は基準線を守って食すようにしているが、湯切りを必要とするカップ焼そばの場合いつも多めに湯を入れてタップリの熱湯で戻す習慣のボクだ。
この日もいつものようにそうして3分間待っていたワケなのだが、ふと“作り方説明”に目を通すと「湯切りのスープはマグカップに注げば、チキンラーメンのスープとしてお楽しみいただけます」などと書かれているではないか! いや〜んショックぅ…
知っていればこんなにお湯はたくさん入れなかったのにさ。
かくしてシャビシャビに薄まってしまっているスープを相棒に焼そばを食すハメになってしまったのよ。おバカなヤローである。
ついでにもう一つショックだったのは、さんざん探し回っても見つからずコンビニで偶然見つけたこのカップ焼そばは結構なオカネを代価として支払って来たのに、昨日の夕方に行ったスーパーで山積みされていたコトだ。
そして追い討ちをかけるようにソレは廉売の目玉となっていて、なんと¥108…
混乱し我を失ったボクは誰かに言いつけなければ気が済まない状態にトランスしてしまいたい焼部長に証拠写真をメールすると云う愚かなマネまでしてしまったのよ。
彼からのレスは
「何だか悔しいですねぇ…(^_^;)」
というものだった。そのとーりなのである。
◆チキラー島
http://www.chikinramen.jp/index.html?xadid=0001cr091001120331
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