トンデモ生活のはじまり

鍋焼うどんと“福井の味”

平日の真っ昼間、天気もいいのににオトコがひとり家で鍋焼うどんを喰っている姿を想像していただきたい。そりゃそうですよねぇ違和感アリアリてなもんです、フツーなら額にアセして働いているはずですな。
そのオトコはボク、いや〜ん何でこんなことに？なんですけどね、先日から思わせぶりな駄文日記を書き連ねてはおりますけれど、ジツは“水商売”に転職しました…ってウソです。シゴトは今まで通りなんですけど、シゴト先でトラブル連発でしてねえ（決して我々の関与責任ではありません、それどころかちょっと被害者っぽいかも）プロジェクトのヒミツに関わることなので詳細は伏せておきますけれど、要は“24時間監視して記録及び適宜調整作業を施さなければならない案件”が発生してしまったのですよ。しかもソレはいつまで続くか判らない…ってねえ、おいおいソレっていったい誰がやるんだい。

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そんなことを前日の晩に社長から伝えられ、そしてとりあへずボクが夕方から翌日となる夜半までを担当して欲しいという希望というか半決定だったのね。痛風で足が痛くてもイスに座っての監視作業なら出来るだろってご判断のようですけど。う〜ん、ちょっと待って下さいよ、いや〜いくらボクだってそんな不健康な…おっと不健康なんてコトバはオマエのクチから出せるのかい？なんですけどねえ、イヤですイヤです絶対イヤですっ！

…と思っても、拒否なんて出来るわけがありませんよね。それにフツーなら休業して給与の手取り激減みたいなところを救ってもらえるわけですから、有難いと思わなくっちゃいけません。でもね、でもね…う〜んやっぱりイヤなことには違いはないんです。
そんなワケで哀愁のイナカ町スーパーで売っているアルミ鍋入り鍋焼うどんを食すのであります。まあこの旨さには本当に感心するのでしてね、イヤなシゴトのことなどブッ飛ばしてくれるくらい美味いのよ。
製造元は「富士宮焼そば」の麺のナンバーワン企業・マルモ食品さんなんですけどね、この鍋焼うどんも同社のロングセラー商品でして随分と長きに亘って富士宮市民に愛されているお味なのです。あぁほっこり温まっていいなあ、薄ら寒い日はコレで決まりだね。
そしてそんな鍋焼うどんでハラいっぱいになったらスペシャルなデザートでフィナレーレを迎えるのですよ。イヤなシゴトの念入りな忘却ミッションとも言えますけれど、やっぱりストレスには美味いものがいちばん効きます。ブラック企業の過酷な労働？パワハラ？カンケーねえよ…こうして美味いもん喰ってりゃ自殺とか鬱病なんて有り得ませんな。ってオマエが極楽トンボなだけだよ！と言われそうですけどねえ、まあソコはユルくスルーしてください。あぁ話が横道に逸れましたね、デザートは“福井の味”で有名な『水羊かん』です。こいつもめっちゃ美味いんです。隣町のちょいハイソ系スーパーで購入してきました。哀愁のイナカ町スーパーでは間違いなく扱わない商品でしょう。
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