スキだねぇ♪ドンブリ物…『とん丼』

ドンブリ物の連発である。たまたまソレっぽい食材が重なってしまい決して意図テキなものではないのだが、かといってイヤイヤ食したと云うワケでもなく、ゲンキにモリモリワシワシなのだ。


国産の銘柄豚は確かに美味しいもののチョット高価で日常のお惣菜にはウ〜ムと唸って購入の決意に至らない。その日もボクはスーパーの精肉コーナーの前に設置された“シマ”と呼ばれる冷蔵ワゴンに張り付いて悩んでいたのだ。
畜産業が盛んなこのエリアでは時折こうして地元の業者が牛・豚・鶏をはじめその加工品や乳製品をアピール販売している。お値段もそうしたイベント価格になっているので通常よりは若干安く設定されてはいるがソレでも元々が高価なだけにそうそうクチには届かない。
おサイフの中身と相談してはカゴに収まったのは“アメリカ産豚バラ切り落し”という庶民向けの廉価な肉だ。赤身部分の色も薄めだし脂肪も多いが煮て食す分には逆に都合がよろしい。
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帯広の豚丼といえば少し厚めにスライスした豚肉を甘辛タレで焼いたものをドーンと乗せて食すいわば豚版焼肉丼なのである。ボクも時折そうした豚丼を作ってみたりもするし大変に美味しいモノでもある。
しかし牛丼と同様に醤油味のだし汁でサッと煮たものをゴハンに盛ってガッツリ食すこのドンブリも捨てがたく、ナカナカに胃袋へのストレスが少ないのでエロおやぢにはモッテコイかもしれない。
タマネギを多めにした方がより美味しいが甘味もソレだけ加わるのでダシ汁の砂糖の量は控えめにしておいた方がブナンだろう。この日はウッカリいつも通り調製してしまい仕上がりは「少々甘すぎたかなぁ」だったのであるが、そのせいかニクはとても柔らかくなり美味しいスキヤキの割り下が総じて甘めにチューニングされている理由が解るというものだ。
アメリカ産の豚肉もバカに出来ないのだよ、こうして調理すればね。



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今朝の富士山
気温17℃、サスガに外は寒く感じるようになりました
サーモンピンクに染まった空… 今日もいいお天気になるようです



5:33AM, October 15. 2009. @Fujinomiya-City