ムシ暑っつ〜なお昼には『モヤシの酢醤油炒めと焼餃子』

一番よく利用するスーパーではモヤシが何時もひと袋¥25で売っている。もっとも最大手のN食品製品ではなく、なんだか聞いたコトもないような会社のものだが、たかがモヤシにそう目クジラたてても仕方がないので素直にソレを購入してくる。

件のN食品製Nもやしは太くて料理にボリュームが出しやすく人気があるのも頷けるハナシで、お値段も相対テキに高いだけで¥38程度だからボクがたいていカゴに入れる¥25のものとたいして変わらないのだが、後者だと2パック購入しても¥50というキリのよい数字がとても爽快で、Nもやし1パックと12円しか違わないという「勝ったね♪」テキ快感に浸ることが出来るのだな。
つまり必要もないのにモヤシを2パック機械的にカゴに入れるという愚かな行動もその支出の低さにカバーされて罪悪感など一切なしというところがステキなのである。
そういえば以前ボクがまだ某レストランの責任者をしていたころ、バイトで使っていた中国人が覚えたての日本語を間違うのが可笑しくて今でも時々そのことを想い出す。バイトとは言ってもサラダ担当をお願いしたその中国人女性は大連大学を卒業している才女でとても賢いヒトだった。
キチンとした教育を受けていたらしく礼儀正しく理知的、モノを学ぶ姿勢に謙虚さがあって他の中国人と全く違っていた。話す日本語もジツに正しいコトバなのであって最近の若者のようないい加減さはない。そんな彼女でさえ時々笑える間違いをするのがまた人間らしくて面白かった。モヤシのことを「ヤモシ」と言ったり、戸塚さんを「トカツさん」と呼んだりして、オマエは粋な江戸っ子だねえ!みたいな彼女は既婚者なのでもあった。そしてボクに
「内緒だけどね、主人は中国政府の某組織に属していて、今はロシアでスパイ活動しているのよ。一年のほとんどは欧州圏内で活動していて家には滅多に戻って来ない」
と語ってくれた。コドモもいるが裕福な家庭らしく「親と召使が育てているのでワタシはニッポンの社会の勉強のためにヤテキタよ」と明るく話すのである。おや、また脱線ですねえ…
そうそう、ヨケーに買ってきてしまったヤモシ…違う!モヤシは傷んでニオイも出やすいのでサッサと使ってしまうのだよ。浜松餃子を知ってから焼餃子に茹でモヤシを添えるとクチがさっぱりして結構なコトと解り、よくジッコーする。餃子をたっぷり食べる時などはプレーンな茹でモヤシがベストだが、お昼などに少量の焼餃子に添えるときは味付けの炒め調理にして野菜炒め風にすると満足感があって宜しい。そしてこんな暑いときには酢醤油で炒めるのもサッパリした仕上がりになってよいものですぞ。



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