例によってホットプレートで餃子&焼そば
漫画やアニメはほとんど興味がないのでそれに関する知識は少ない。多くのヒトが興じているスマホのゲームやパチンコなどのギャンブル同様、べつに嫌っているわけでもなく卑下している意識もないけれど、“他に強く興味のあること”がたくさんあるので、そうしたものに構っている時間がないだけの話だ。
ところが先日の深夜にBS放送のチャンネルサーフィン(そんなコトバってあるのかいな)をしていたら偶然メに入ってきたひとつのアニメーション作品があった。その名は「ピクルスとピーナッツ」、凝った画作りや高度なCGを駆使したものではなく、非常にシンプルでプリミティブなアニメ作品なんだけど、その内容のアヴァンギャルドさにすっかり眼が覚めてしまった。
なにより主人公であるこのピクルスとピーナッツは、ポラで撮った胡瓜と落花生のフォトを切り抜きそれに目やクチを描いただけみたいなもので、まるでコドモのお遊びみたいな風貌なのである。そして彼らを取り巻く人々がとんでもねー奴ばかりでコーフンしてしまう。実にクレイジーであったりサイコパスであったりアナキストだったりもする。もー完全にイカレてるぜ!みたいなはちゃめちゃストーリーなんだけど、なぜか笑えてほっこりするのよ。参りました…これがあのディズニー作品だなんて俄かには信じ難い。まあそんなワケで現在HDDに順次予約録画ちうなんですけどね、いったい何話まであるんだろう。
さてそういった非日常から現実の日常に戻るのである。そしてナゼか定期的に食べたくなるもののひとつとして餃子が登場するのだ。
例によってホットプレートで餃子を楽しむ。もう何度もこの駄文日記にしたためているのでその件は書かないけれど、ホットプレートは餃子の調理に使うわけではなく単なる保温器具としての要素が強い。
そうね餃子ってやつは強い火力とけっこービミョーな火力調節をしながらの調理工程が必要なのであって、どうしてもフライパンで行う古典テキ手法のほうがコントロールしやすいのだ。きっと最新のテクノロジに精通している方ならテーブル上のホットプレートでラクラク・クッキングなんでしょうけどね、ボクの場合は少し脳味噌が硬直化しているんでしょうな、もう今更変えたりするのもメンドくさいってのがあるし。
ただフライパンで餃子を焼いている間にホットプレートのほうでモヤシを蒸し焼きにして、双方の完成タイミングを一致させることによってめっちゃ美味い餃子がパパっと喰えるってゆうメリットもある。
そしてお楽しみはもうひとつ、これもフィクスになっている“粉ソースを使う焼そば”ね。このところ食す餃子の数をやや減らし、後半戦の焼そばへの依存度を高くしている。若いころなら思いっきり餃子喰って、その後に「もう喰えねえ」ってくらいまで焼そばを頬張ったんでしょうけどね、今はそーゆー事よりもプロセスとクオリティーを大切にするようになってしまったかな。
Nikon EL-NIKKOR 2.8/50 @ SONY α7
これまでは焼そばを作るついでにタマゴを目玉焼にしてトッピングしたりもしていたけれど、今回は焼そばがほぼ完成するころにタマゴを割り入れぐじゅっと潰して半熟状態にし、そこに焼そばをねろねろ絡ませて食すということをしてみた。
う〜む、ちょ〜美味いじゃありませんか!これぞホットプレートならではの技法だよねぇと満足なのである。ただし日常に前衛テキな試みは不要だ、ひたすら安心して食べられる食事がいい。創意や工夫はベーシックの上に立つもので、奇を衒った料理とは別モノなのよね…と、日常と非日常の狭間で考えた。
ハグロトンボ
このところ当家の庭でよく見かけます
カワトンボの一族で
清らかな水辺に近い場所を生活エリアにするトンボです
AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED @ Nikon D300
一般的なトンボと違いホバリングしたり素早く飛翔するなどの動きはありません、チョウと同様にヒラヒラと舞うように飛びます。
また停まって休むときも上のフォトのように羽を広げることはせず、四枚の羽根をピタリと上に閉じて静止しています。このフォトはノビをするようにたまたま羽を広げた瞬間を捉えたものです。
空のブルーが反射してそんな色に見える羽ですが、焦げ茶に近い黒でツヤツヤと美しいものです。またオスはこのようにネオンのようなエメラルドグリーンをした腹部です。真夏の直射日光下でもキラリと光る美しさ、思わず見とれてしまいます。