■ 進化するクライマックス
先ずはセオリー通りに餃子から
当家に於きましては餃子と云えばホットプレートなのであります。いやソレで加熱調理するわけではなく、餃子に関しては単に保温器具として利用するだけなのであります。
少々メンドであるのは事実ですが、先ずフライパンで餃子を焼き始めます。その間にホットプレートの方にはモヤシをぶち込んでフタをしておくわけで、ちょうど餃子が焼きあがる頃にモヤシもいい具合に蒸しあがる…って寸法です。
モヤシの上に餃子をダダッと乗せれば完成、冷えたグラスにビールを注ぎ「あ~本日もお疲れ様でしたっ!」とセルフ慰労会の開始と相成るわけですな。いや~ビールは美味いし餃子もサイコー、たまんないっす…てなもんです。
もう何度もこの駄文日記に書いてはいるけれど、餃子の食し方としてお気に入りになった「酢コショウ」ってやつですね、これがまたいいのよ。
小皿に酢を注ぎ、そこに黒コショウをたっぷりガリガリとミルしてやるだけなのですが、これがさっぱりしているのにパ~ンと溌溂とした辛味と香りが並みの餃子にビンタを喰らわせるのでして、もーやめられまシェーンなのですな。
ただ最後までこれ一本というのは少々単調過ぎるきらいがあるわけでして、オープニング・中継ぎ・クロージングと各所に織り込んでやるのが正解かと思います。
もちろんスタンダードな「ラー油醤油」があくまでも主体です。酢醤油にしてラー油を垂らす方が多いと思いますけれど、ボクはムカシから酢は使わず醤油にたっぷりラー油ってパターンが好きです。
外食の場合、お店によっては「餃子のタレ」とか書いてあって既に「酢醤油」となっている場合もあってちょっとガッカリするときもありますが、そーゆー場合は諦めずにお店の方に声をかけフツーの醤油とラー油を持ってきてもらったりもします。図々しいおやぢですねえ、自分でも呆れることが有りますけれど、フシギなものでお店の方にイヤな顔をされたことは無いんですよ。
まあその話は置いておき、ラー油醤油にわざとたっぷり浸した餃子をモヤシの上にのせて食す時の快感!タレがシミていい塩梅になるのですねえ、ちょうどゴハンに乗せて食すときの感覚に近いものがあるから…なのでしょうか。
カリッとした焼目、もっちり柔らか&滑らかな皮、溢れ出す肉汁、シャキッと心地よいモヤシ、醤油の旨味とラー油の熱い刺激…それらが混然一体となってクチのなかで炸裂するホットプレート餃子ワールド!ただビールの飲み過ぎには要注意です。
粉ソース焼そばにも進化を
さてシメの焼そばにしましょうか。
これまではマルちゃんの「粉ソース」焼そばに目玉焼きといったスタイルでしたが、毎度同じってのも芸がないのでチーズをトッピングしてみることにしました。
ホットプレートの温度設定を保温から高温に切り替え、焼そば麺を投入します。水をジャ~ッと少々注ぎフタをしてやればあっという間にほぐれますから、粉ソースを間髪入れず加えてタタッと満遍なく混ぜます。そしてそこにチーズですね、再びフタをして30秒…この先は記述の必要はないでしょう。進化した「粉ソース焼そば with メルティングチーズ」のお味は " 病みつき " のひと言でお解りいただけるものと思います。
■ 庭の片隅
庭の片隅に植木鉢の破片を集めてある場所があります
暴風で倒れて割れてしまったものや老朽化して自然破壊したものなど
まとめてホッタラカシにしてあるのですが
破片のスキ間から雑草の葉がいくつも出ておりまして
諸行無常の響きを感ずるわけであります