神戸サミット2012 その7『茶そばを食べて有馬温泉へ』

神戸から帰ってきてもうひと月以上経つのにまだこんな日記を書いているジブンが情けない。この間いろいろ飲み食いしたりFBM2012などイベントにも参加してるのにねえ…まあシカタないか。もうちょっとだからね、少しガマンしてサッサと終わらせてさ、早くフツーのDiaryに戻さないと。
             ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
神戸サミット2012公式行事の最終日-昼の部は“有馬温泉”というGからのプラン提供だ。いいねえ、もちろん有馬温泉なんて行ったこともないし二つ返事でサインはオッケースキンレスなのである。

この日の朝食は居酒屋・芳寿の近所にある「DOM」さんという喫茶店でGとおちあった。昔ながらのクラシック・スタイルではなく今時の瀟洒なカフェタイプのお店で、やはり常連らしき人々が新聞&モーニングコーヒー&タバコというお決まりの3点セットでくつろいでいるところが嬉しいではないか。
ホットドッグやスタンダードなトーストのモーニングは旅館のコンサバ朝食と違ってちょっとビジネスっぽいけれど、これはこれでなかなかに都会が拠点の旅らしくてキブンがいいのである。

DOM(ドム)
兵庫県神戸市兵庫区永沢町2-3-8
TEL=078-575-6420


   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


有馬温泉は神戸の中心部からだと直線距離で20kmにも満たない位置にあるのでそのままストレートに向かっても面白く無い…という配慮からか、Uの計らいで「先ずは美味い蕎麦を手繰りに行きましょうか♪」ということで六甲山を越える長いトンネルをひた走り丹波篠山に近い三田市の山奥までクルマを走らせてくれた。
なんだか懐かしいようなニッポンの風景を楽しみながら到着したその場所には見事な茅葺き屋根の古民家があった。おぉ〜、コレが例のお店なのね。
外観もそうだがお店のインテリアも黒光りする床や大黒柱といった歴史を物語る作りがそのまま状態良く保存されていて、そのフンイキだけでも観光客のココロを満足させてくれるに違いない。

靴を脱いで土間から席に上がると囲炉裏があって畳敷きのスペースに卓が並べられている。古民具や書画・焼き物・季節の草木の生花など(あら〜♪)な演出には結構な人気スポットであることに納得するというものだ。来店客は意外に若者カップルなども多くこうしたものにカンドーするニッポン人のDNAはきちんと残っているんだなあ…と改めて思った次第である。
おにぎり・わらび餅つきという『茶そば』のセットはなんと¥1100というリッパ過ぎるお値段だが、これだけの環境の中で食すには惜しくはない金額かも知れない。観光地価格とバッサリ切り捨てる向きもあるけれど、やっぱりお店の空気もお値段のうちだからね、オトナはこーゆーものを求めているのだよ。
運ばれてきた盆には皿盛りの茶そばに茗荷や貝割れ大根などの薬味がたっぷり乗せられていた。茶そばの香りも芳しく薬味が面白い食感とお味を醸し出している。ちょっとだしつゆが甘めでコクに物足りなさも感じたけれどもコレはコレでいいのかな。

梅干しの果肉をアクセントにした小さな“おむすび”はそうした茶そばの弱点を補ってくれるものだったし、真ん中に割りを入れたスタイルが可愛らしく新鮮で面白いではないか。

そしてウリというか名物の“わらび餅”をデザートにいただくと、きなこたっぷりなのにナチュラルな美味しさがはんなりとクチに拡がりジツにいいキモチになるのである。もしかして本格テキなわらび餅は初めてかも…とエロおやぢはすっかり旅の楽しさに酔いしれてゆくのであった。


峠の茶屋 一軒屋
兵庫県三田市永沢寺208
TEL=079-566-0818
ACT=11:00-17:00 
月曜定休(祝日営業翌日休)




   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

ようやく本日のイベント-昼の部本命の有馬温泉である。同行者たちは早速日帰り温泉浴を楽しみに向かったが、ボクは土産物の購入に温泉街をウロつく行動を選択した。

決して温泉浴がキライなわけではないけれど、欲張り性分なのか温泉=湯上り浴衣キンキン冷えたビール&ゴーカ料理の部屋食&女将の挨拶とお酌&堂々ヨッパ爆睡宿泊&スッキリ朝風呂&由緒正しきニッポンの朝食&女将や中居のお見送り…といったものをつい求めてしまうのであって、どーせ温泉にはいるならそーゆーコースでいきたいなあ、などと本来の温泉浴とは別の部分にウェイトを置きたくなってしまうのね。

観光客キブンで有馬温泉駅に行くと可愛い紅白の列車が停車していたので改札口越しにスマホのカメラを向けていたら、駅員さんが「どうぞ入場して撮影していって下さい」と仰って下さったのである。う〜む、ジツに親切ではないか、有難い!
歳をとって図々しくなっている部分も確かにあるが、やはり人柄ってもんがニジミ出る年齢になってんだよね〜などと同行者と自画自賛しながらその駅員さんにお礼を述べて退場した。温泉などの観光地は最近では少子化や不景気のアオリを受けて客数の減少が著しいようだが、こうした“満足や感動を少しでも多くの方に…”という姿勢がそうした状況に歯止めをかけるキッカケになってゆくのだろう。宿泊施設や商店のサービスだけでなく交通機関までもが一体になってこんな取組をしている有馬温泉なのであった。
名物の“炭酸せんべい”は無事ゲット、ありまサイダー“てっぽう水”そして旅先ではハズせないソフトクリームなどすっかり楽しんでしまった午後である。
さてさて、あとはお楽しみな夜の部…美人女将のいる春日野道の焼肉屋さんでの宴会への期待にウズウズしながら帰路に就いた。


クリック↓↓↓で応援をお願いします




今朝の富士山
静かな朝になりました…



6:32AM, November 04. 2012. @Fujinomiya-City






がんたさん
おはようございます!
ホントにごめんなさいね…こんなにアトになってからアップしたりしていてノ(´д`*)
しかし歴史のある温泉街っていいものですね、今度はゆっくりのんびりの宿泊コースで行ってみたいものです。楽しい一日をありがとうございました!