緑茶の購入に行く藤枝にはナゼか蕎麦屋さんが多い(気がする)。それなのにいつもラーメンを食べたりバングラデッシュのカレーにしてしまったりして、考えてみれば一度くらいしか利用していなかったなあ。
藤枝は近年グルメの街として県内ではメキメキとその知名度をアップさせていて、エロおやぢもその藤枝にある飲食店の日記をいくつも公開してはいるのよ。ただし蕎麦に関しては以前に食した『鴨せいろ』の一軒のみ…ってとことがちいと寂しくないかい?てなところかな。
そんなワケでちょっと有名な「戸隠」さんで先ずは藤枝の蕎麦事情を再認識しようではないかという狙いなのである。
到着してみると午前11時の開店直後なのに既にウェイティング…う〜む、フツーなら「並んで喰うのは乞食だけ」なんてスルーしてしまうのだけれど、他所への移動もメンドなのでそのまま待たせていただくことにした。
待っている間にメニューブックでオーダーの当たりをつけておく。やはり「戸隠」さんなら『磯おろしそば』は大定番なのだな〜かなりそいつにグラグラきてしまうのね。ところが“差し込みポップ”には『蕎麦と桜海老の天せいろ』みたいなセットがあってお値段も¥1100くらいなのだ、磯おろしのことはすっかり忘れてソレを注文してしまったのよ。
蕎麦はとってもスキなんだけど滅多に食さない『茶そば』も選べるようになっていて“この時期だけの一日限定10食・新茶を練込んだ茶そば”なるものについつい浮気をしてしまった。
茶そばは数年前お家で調理して食べたとき、そして昨年神戸に行って有馬温泉に向かう途中で食して以来なのであって、そんなにしょっちゅうそのお味に接しているわけではないから正直言ってお味の優劣ジャッジメントを下す自信はあまりない。まあフツーに(と言ってもアッパーステージの話だけど)美味しかったのね。それより感心したことをひとつふたつみっつ…
「戸隠」さんはどこの店舗に行っても竹カゴにたっぷりと薬味のネギを山盛りにして持ってきてくれるのが有り難い。LOVEネギLIFEはここから始まるのよ、そのうち「NO NEGI, NO LIFE」てな具合に人生は変化してゆくのさ。
そして刻み海苔ではなく“もみ海苔”をせいろ蕎麦にかけてしまわずに箕(み)のようなカタチをした竹ザルにのせて別に添えてあったこと。このオカゲで蕎麦の上で海苔がフヤけてしまい風味がイマイチになるのがしっかり防止されているではないか。そう、蕎麦を手繰る直前に食べる分量だけ海苔を添えることが出来るのだ。まあ(そんなこたぁカンケーねぇさ)という向きはイッキに全量ぶちまけもそのヒトの自由なのであってスキにすればよろしい、要はジブンが美味しいと思える最良の選択肢が多いってことですからね、どーやって食そうとボクはケチつけたりしませんから。
ちなみにボクは本来“天つゆ用の大根おろし”だったハズのそれを茶そばの上にトッピングして喰っちまったんだな。いや〜どう考えてもその方が美味そうだし、大根おろしは天ぷらのナイーブな部分をスポイルしてしまうような気がして普段から添えられていてもスルーしてるのよ。
最後に申し上げたかったのはその天ぷらそのものについて。桜海老はとても美味しかったし、茄子も夏野菜の代表格なので文句なしに結構な存在だ。しかしモンダイは天ぷら三種盛の中央でイバっていたグリーンのスティック状物体。それは今が旬のアスパラ!
北海道や東北そして信州産が有名だけど静岡の農家さんもがんばってるのね、食べてみれば判るのよとっても新鮮で美味しいことが。藤枝近郊でも栽培しているのでこちらのお店でもそうしたフレッシュなものを仕入れているに違いない。
アスパラと云うとなんだか洋野菜的なイメージが強いので思いつかなかったけれど、和食の天ぷらにするとこんなに美味しいとは想像も出来なかったのね。いや〜ホントに美味かったなあ、また喰いたいぜ…今度はよ〜く冷えたビールと一緒にね。
◆そば処 戸隠
静岡県藤枝市岡出山3丁目1-3
TEL=054-643-1094
ACT=11:00-14:00, 17:00-20:00 水曜ランチのみ木曜定休
※蕎麦が無くなり次第終了のこともあり
梅雨ですねえ…
雨の似合うお花があちこちで元気に
May 25. 2013. @Irie Cho, Shimizu-Ward
今朝の富士山
いったんは増えた冠雪は夏富士らしくすっかり消え去り
そして今朝は梅雨時にしては珍しくクッキリスッキリと
まあソレも陽が昇るまでの話ですけどね
4:02AM, June 09. 2013. @Fujinomiya-City
がんたさん
おはようございます!
バイクにばっかりお金を注ぎ込んではいけませんよ(笑)
「出石そば」いいですね!そのプランに激しく賛同します。ぜひぜひご案内をお願いします! なにせ「出石そば」は乾麺でしか食したことがないものですからノ(´д`*)