美しい紅葉を愛でたあとに美味い蕎麦も手繰ってフツーならこれでオッケーとなるものだが、清里デビューの助手席同行者をあちこち案内しながらヨクボー深いエロおやぢはまだまだグルメするのだな。
と言っても清里に行けば外せない革工房メリーマックさんにちょっと立ち寄ってお買い物なんぞをしてしまうのね。そして図々しくもゲストルームでコーヒーを頂戴したりお仕事のジャマをしてはキブンもより盛り上がってゆくのだ。
帰り際にご主人が「このあと少しの間カラダをリハビリします」と仰っていたので、てっきり夏から秋の繁忙期も終えてココロとカラダのリフレッシュをするのかと思っていたら、本当に甲府の某大学病院でメンテナンスをされたようなのであった。
ブログを拝見すれば無事に修行も終えられてシゴトには復帰されているようであるが、大好きなドリンクはしばらくお預けに…と云うことでボクも身の引き締まる思いなのである。ってそのワリにはこのところ諸事情が無制限っぽくなっているような気もして（ま、いっか〜）なダラシなさでもある。
◆革工房メリーマック
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~merimack/
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清里と言えばキープ農場の清泉寮、当然名物のソフトクリームは絶対にスルーできない逸品であるが、作りおきせずにその都度調理提供されるホットドッグも比類ない旨さなのであってオヤツにはちょっとゼイタクなスナックである。
そして彼の地には優秀なハム・ソーセージの工房がいくつかあるけれど、そのひとつである清里ハム工房さんの製品も清泉寮で販売されていて、その美味しさと言ったらもうたまらないのよね。
日頃スーパーのパック商品しか食していないボクにはまるで夢の様なお味、お肉の歯ごたえや触感がしっかり残されているのにしっとりとふくよかな風味、困っちゃうんですよねぇこーゆーものを一度クチにしてしまうと。
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予約してあるペンションのチェックインにはまだ少し時間があるので、清里でピカイチのパティスリーにアシを運んだ。
そのお店の名は「清里マチス」さん、もう何度もそのケーキは食しているがいつ食してもホンモノの味でボクは非常に気に入っている。ホンモノの味というのは流行に左右されない基本のレシピがきっちりと守られてこそのものなのであって、具体的に申し上げると“濃厚かつかなり甘い”ものなのだ。
レギュラーのケーキはもちろん美味しいが、お楽しみは季節のフルーツやナッツを使った限定商品である。以前に食した『和栗のモンブラン』は素晴らしいひと品だったので期待していたらアッサリ売り切れ、やはり人気店の人気商品はもう少しキアイを入れて早撃ちマックしなければいけないのね…ってことで今回は『イチジクのタルト』で勝負だ。
店内のイートインコーナーでの注文にはオプションでアイスクリームやシャーベットを盛りあわせるだけでなく、自家製のソースを添えて見た目も美しいプレート仕立てにして提供していただける。
お家で食べるケーキもいいけど、旅のお楽しみってのはこーゆーささやかなゼイタクをサラリとやってのけることが出来ることでもあるのよね。あぁ美味しかったなあ…
◆清里マチス
http://www.ovaleliaison.com/matisse/
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夕食は清里での食事の王道「レストランROCK」が初めてこの地を訪れる人にとって安心であるばかりでなく馴染みやすくかつふさわしいものかも知れない。
それは地元の新鮮な高原野菜をふんだんに使った料理や先に述べたハム・ソーセージといった名産品がメニューに満載されていて、いかにも「高原のリゾート地に来ました〜♪」というフンイキモリモリになるからなのだ。
そしてそんな料理に舌鼓を打ちながら清里唯一の地ビール「タッチダウン」が蔵元直結の旨さでグビグビプハ〜ッ！と出来るということに尽きるのではないか…いや、ビール好きでなくともここの料理にはきっと満足するに違いない。
そしてココに来たヒトたちが必ず注文する特製『ROCKビーフカレー』が誠にエクセレントなのである。牛肉がホロホロになるまで煮込まれた深く芳ばしい風味のソースは一度食せばやみつきになる。添えられたヤサイとオリジナルのドレッシングもベストマッチ、たっぷり飲んだ喰ったしたハラであってもこいつはがっつりイケるのね。
ペンションやホテルでの食事もステキだけど、清里のB&Bペンションではこうしたレストランへの送迎も行なってくれるので大いに助かる。間もなくハロウィンを迎えるこの町の夜景を楽しみながらいいキブンでクルマに揺られ宿への帰路についた。
◆レストラン ROCK
http://www.moeginomura.co.jp/ROCK/
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