ひと安心…今年は『秋刀魚』が豊漁だって

先月の半ば過ぎから始まった秋刀魚漁は当初は漁場も遠くイマイチの水揚げ量だったが、今月に入って海流の進路が変わったのかどうやら安定した漁が続いているようでひと安心なのである。先月末にデパ地下で見た秋刀魚は一尾¥398と(やはり…)な高値にテもアシも出なかったけれど、このところ近所のスーパーではだんだんその価格は下降していて昨日は獲りたて急送の生秋刀魚がとうとう¥100というプライスまできていた。そうさ、やっぱり秋なら秋刀魚の塩焼きで一杯飲るのが正統派の人生なのよね。

今月のタイトルバック画像だってそいつだよ、庶民の味方を早速購入して旬を満喫しようではないか。
ところでお庭の柚子がまだ青いうちに秋刀魚ってやつがやってくる。よくしたもので脂ののった秋刀魚にこの未熟な青柚子の香りと酸味がよく合うんだな、旬の出会いとはいえよく出来過ぎている。香ばしく焼き上げた秋刀魚にキュッと搾りかけワタごとかぶりつく快感は(あ〜ニッポン人に生まれてよかった)なのであるが、近年海外紀行モノ番組をよく視聴するようになってこうした食べ方はなにもニッポン人だけのものではなかったことに気づいたエロおやぢなのよね。
北海に面する水産国のノルウェイフィンランドだけでなくイタリアやスペインの地中海沿岸地方でもイワシやニシン・サバといった青魚類を塩焼きにしてレモン果汁をかけて食すという料理は家庭だけでなく庶民の居酒屋さんとか街の立ち食いスタンドでもよく販売されていて、地元の人々がジツに美味しそうに食しているのを見ると(あ〜ボクもソコに行って食べてみたいなあ)と強く思うのよ。まあ人間が美味しいと思うモノってのはやっぱり万国共通なのですな。
な〜んて言っておきながら結局カゴに収めたのは『秋刀魚の刺し身』なのである。言行不一致ではないか!とのお叱りは甘んじて受け止めましょう。生き方にポリシイがない!そうです、すみません。目先のヨクボーに溺れる軟弱野郎!はい…ココロの中は煩悩の海でやんす。でもねえ、これからの時期当分の間、焼き秋刀魚はいつでも食べられるけど、こんな新鮮で脂ノリノリの秋刀魚刺し身ってなかなかお目にかかれませんよ。それにこの日は哀愁のイナカ町サエない系スーパーでも「本日の超目玉特売!」ってのがハートブレイクだったのよね。フツーのグレードの日本酒も買って食す庶民の味方、朝夕すっかり涼しくなったこの季節だけのお楽しみなのである。


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久しぶりの青天
やっと秋空がやってきた…って感じ


9:26AM, September 09. 2014. @Matsuoka, Fuji-City






元ルーさん
おはようございます!
もう何年か前からこうした生鮮品も静岡でテに入るようになりました、いい時代になったものです。美味いですねえ…秋刀魚のお刺身。また食べたいですよ。コチラでも初荷は似たようなお値段でした。(どーせスグに値下がりするでしょ…)てな感じでいくら見えっ張りなエロおやぢでも見向きしませんでしたけどね (´▽`*)アハハ
ちょ〜暑かった夏も急激に遠ざかっていったみたい、本当にイッキに秋…って感じますよ。