■ 新秋刀魚の塩焼と青柚子
ボンクラな日々を送っておりまして気が付けば神無月もあと僅か、あ~あ…な人生であります。
そんなエロおやぢにもやはり季節は強制テキに巡ってくるのでして、庭の柚子もすっかり膨らみ " 青柚子 " となって旬の秋刀魚を出迎えるわけです。本当にフシギな巡り合わせとでも言ったらよいのでしょうか、よくもまあこんな風に都合よくカップル誕生!と相成るものだと感心するのであります。
不漁の上に魚体も小型…しかも異常な高値…以前なら絶対にテを出さなかった秋刀魚ではありますが、ここにきてボンビなエロおやぢにもなんとか可能な出費として認められる価格になったのでして、先日とうとうその旬を味わう運びとなりました。
うんうん、やっぱり素晴らしい出会いであります。程よく焼色のついた秋刀魚の塩焼に青柚子をギュッと絞って食す快感!なんて美味しいのよっ!てなもんです。酒が進んで困るじゃないか、ハメを外さないようにしないとなあ。
まあこの新秋刀魚と青柚子に限ったことではありませんよね、自然な地の食材たちにはこういった出会いが必ず待っているわけです。きっと神様のプレゼントなのでしょう。もしかしてヒトの生きる道にもそれは…そうだ!神社に行って感謝の気持ちを伝えてこよう!
■ 路傍の花たち
某国道の整備事業に携わりました
作業中のちょっとした待ち時間に道路脇で生きる植物たちを眺めます
あぁ こんなに逞しくそして美しく咲いているじゃないか
ってねえ…シゴト中にこんなことしていていいんですか?
たかみさん
乾杯! 自然の恵み、旬の出会いに!
日本って本当に素晴らしい国だと思います。四季があり、その地方独自の食文化があり、そして何百年にも亘ってそれを育んできた人々…。またそれらを組み合わせることによって「和食」という世界に誇るべきスタイルを確立させた感性…稀に見る民族でしょう。
レシピは世界文化遺産に認定されたこともあって廃れることはないでしょうけれど、お作法やマナーそして和食にまつわる知性や道徳がないがしろにされているような気がしてなりません。現在に於ける我々の責務としてそれをなんとか…と悩む日々であります。