季節外れな鰹のタタキ

さくらカイワレと和ハーブで食す南太平洋の幸

カツヲのお料理と云えば初夏のもの…とするのがこれまでの常識でありましたが、冷凍技術の進化や流通の発達によりほぼ一年中食すことが出来るようになりました。もちろん近海モノは初夏から晩秋にかけて漁獲されるわけですが、その他の季節では遥か南太平洋で漁獲されその場で冷凍されてはニッポンに持ち帰られることになっております。
そんな冷凍カツヲの水揚げ日本イチの静岡県焼津の漁港ではその加工品の製造業も盛んなのですな。こんな季節外れの鰹タタキってのも随分酔狂なハナシではありますけれど、ニクニクニクと続いてしまった夕食のあとではこうしたサッパリ系海鮮料理も楽しんでみたくなるものです。焼津の某水産会社ブランドが付与された鰹のタタキ冷凍品を見つけてはホイホイとカゴに入れてしまうエロおやぢであります。

鰹のタタキ   CANON FD 1.4/50 S.S.C.   SONY α7

まあ鮮度がよく加工レベルも高い焼津の製品ですからどうやって食しても美味しいのは間違いないわけですが、ここはひとつ薬味に工夫をして更なる高みを目指そうではありませんか。
高知県のほうではタマネギのスライスにたっぷり青葱とニンニクスライスをあしらっっては、名産の高知柚子のポン酢醤油で食すのが定番です。ソレも悪くはありませんけれど、もうひとつ突っ込んだカタチね…エロおやぢはよく " 五種の和ハーブ " と名付けた薬味をたっぷり包んで食すのが大いに気に入っているのですよ。そう、青葱・生姜・茗荷・大蒜・青紫蘇…この五つの香草が鰹のタタキを盛り上げるのです。

自家製柚子ポン酢醤油で鰹のタタキ

鰹タタキのアンダーにするのは浜松産新タマネギのスライスですが、同じスーパーで見つけた " さくらカイワレ " も見た目が面白いので使ってみました。軸の部分がほんのりと桜色、お味はフツーのカイワレ大根とほぼ変わりませんが、なんだかちょっと流行りのスプラウトみたいなカンジでお料理に華を添えてくれますね。
確かに季節外れではありますけれど旨いもんは旨いのよ、ねっとりもっちりファットなお味の鰹タタキにフレッシュな和ハーブのジャキジャキ食感と弾ける香り!庭の柚子果汁を搾って造った自家製ポン酢醤油をフィーチャーしていただけば日本酒がススんでヤバヤバです。
 
 
 
 
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庭風景弥生  八重咲白椿


庭の片隅日陰
ここに毎年花を咲かせる白椿
ひっそりと しっとりと 清楚に品よく
こんな姿が愛おしい
自分が絶対になれないものへ憧れるように

庭風景弥生 八重咲白椿   RICOH XR RIKENON 1.7/50  SONY α7