茄子の『揚げびたし』と秘伝のタレ『焼鳥』

暑い盛りに育っていた茄子がいよいよ終わりに近づいた。と言ってもダメになるわけではなくて、しっかり剪定してやると再び花芽をつけ例の「秋茄子」として再び結実するのである。

その剪定時に獲った茄子は皮も実も硬くてとても食べられそうになかったのね。けれどもケチなエロおやぢは何とかしてそいつを食す方法を考えるのである。
煮ても焼いても喰えねえ…ん〜なら揚げるしかないじゃん、なのよ。ちょっとメンドだけど茄子の『揚げびたし』ってのはジツに美味い料理なのであって作りたてはもちろんだけど、冷蔵庫でしばらく寝かせてよ〜く味をなじませた上に冷え冷えのそれをつるりと食す快感は独特の世界がある。
淡白な風味の茄子に揚げ油のコク、そしてダシ醤油の旨味をたっぷりと含んだ『揚げびたし』は好物なんだけど、先にも記述したように油で揚げる作業がメンドでねえ、なかなかヤル気が起きないのよ。まあ、やってみればベツにどうってことでもないので、実際はそんなにメンドな料理ではないことがよく解ったわけね。あぁ美味い、ビールも冷酒もイケますよん。
こういった和食グループで料理の組み合わせを考えるときに必ず登場するのが『焼鳥』ってやつね。このところ塩味ばかり食していて(たまにはタレでも喰いたいじゃん)と思ったエロおやぢは、それこそ一念発起して秘伝のタレを調合するのである。


Nikon  NIKKOR-S Auto 2.8/35  @ SONY α7

これがホントに厄介でメンド…って全くウソでやんす、タイトルに“秘伝”なんてキャッチーなコピーを冠したけれど、それも逃げ出したいくらいフェイクなものなのであって、ジツは酒みりん・醤油・砂糖をベースにテキトーに作っただけのお手軽焼鳥タレなのね、ごめんなさい。

見た通りとっても美味しい焼鳥なんだけど、やっぱり夏の間は冷えたビールを片手に…ってのが王道の楽しみでしてね、こいつに七味唐辛子とかカラシなんぞをつけて和スパイシイな肴をプロデュースするのである。いいねえ、美味いねえ、ヤメられないねえ。
寒い季節にはヌル燗の日本酒がサイコーの相棒とは言え、クソ暑くて死にそうな一日の労働をかいくぐってきた身としては、お家に帰ってきて心身共に開放させるアイテムとしてキンキンに冷えたジョッキグラスで飲るビール!ってのが欠かせないのである。
平素はもっと敷居の低いビールなんだけど、週末はご褒美ビールを待機させておき、そしてその本来の美味しさを享受するのだな。先日購入しておいたものは1990年の発売以来27年間で三回目と言うリニューアルを行ったキリンさんのロングラン定番商品である。ベツに変えなくてもいいのでは?と思えるほど安心していただくことの出来る美味しいビールだったんだけど、香りと旨味のバランスがよくて雑味が少ない“一番搾り”の特徴がよりブラッシュアップされた印象。個人的にはビンのラガーが好きなんだけど、料理によってはコチラのほうが向いている場合もあるかな。





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ゼフィランサスがたくさん咲きました
先日は最初に咲いた一輪をアップしたけれど
こうして庭の花壇に寄せ合って咲く姿も可愛らしいよね
日差しがちょっと変わってきたこのごろです



Nikon  Ai-S Micro-NIIKOR 3.5/55  @ SONY α7