『青椒肉絲』と黒ビール

中華料理ってものは相当に凝ったヒトでない限りお家で作るものではなく専門店で食すものだ、というのはムカシの話になってしまった。

現在は各社から様々な調合済調味料が発売されていてヘタなトーシローでも本格中華をヘラヘラと楽しめる世の中になったのだな。その先駆けとしてAJ社の「調理実行」というものがあって、ちょっとお値段はソレナリだけれどもかな〜りイケてる料理を楽しむことが出来るようになった。
あれから40年…(ってどこかで聞いたセリフだなあ、でもその商品の初売は1978年だから来年は本当に40周年なのよね)技術も進歩して調味料だけでなく具材までもがレトルトパックに含まれる商品が多く登場している。ボクが時々使うこのNH社の製品もその一つ。本当は陳健一氏が監修している『四川麻婆豆腐』がお気に入りなんだけど、フツーのスーパーじゃ売ってないのよね、ナゼなのかなあ何か理由でもあるんでしょうかねえ。
で今回は『青椒肉絲』、既に何度か使っておりまして、いい製品であることは判っております、はい。


Nippon Kogaku  NIKKOR-S Auto 2/50  @ SONY α7

あぁやっぱり美味しいですねえ、ちゃんとタケノコだって入ってるしさ、ピーマンやパプリカは当家の菜園で採れたものだけだからバリバリした食感や甘みもサイコーです。

で、問題はアルコールなんですよ。まあ中華と云えば紹興酒なんですけど、確かにお互いに引き立て合ってそれ以上ない相性であることは理解しております。けれどもフツーは紹興酒なんて買い置きしてないですよね、ええ酒好きのボクもさすがにちょっと…ってカンジです。
ビールは無難だけど、ずっとソレで通すのはキツいかな。ワインも悪くないけど料理に合わせたチョイスはソムリエがいないとムリでしょ、ウィスキー類や焼酎も同様です。ただねえ、バーボンだけは例外的に中華料理と抜群にフィットすることは経験済みなんですけどね、同席者にそれを強要するのは暴力と一緒なので避けておくべきでしょうな。
そこで発見したのが黒ビールなのですよ、こいつは紹興酒にも通ずる部分があって非常にいい。元々が濃厚なお味のビールなのでキンキンに冷えていないほうが逆に美味しいからサイドに長く置いておくのに向いているしね。
いいねえ、スターターはフツーのビールで、途中はずっと黒ビールで通して、フィニッシュはバーボンソーダかい…あれ?そのジコチューな組み立てって問題あると思いますけど。



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気温が急降下して日差しもなんとなく初冬
壁に落ちる楓の木漏れ陽も弱々しい
それにしてもピンクのパニックタワーね
ずいぶん長生きするじゃないか



Ernst Leits  Elmar 3.5/50  @ SONY α7