寿がきや『赤い鬼塩』
猛暑・酷暑と言われた今年の夏がやっと去ってくれた。朝夕はもちろん日中の気温もグッと心地よいものとなり、秋がなかった昨年とは違いその感覚を受け止める日々である。
大きな台風被害や地震もなかった静岡県ではごくフツーの生活を送ることが出来ているけれども、北海道での大きな震災、そしてその陰に隠れて報道されてはいないけれど西日本の豪雨台風被害の傷を未だ修復中であることを忘れてはならないでしょう。そんな震災報道で現閣僚のちょっとヒドい発言を聞いた一昨日である。
セコーという経済産業大臣が電力供給の復旧についてコメントをしていたのだけれど、当初の想定より遅れることとなった旨を「後ろ倒し」と言っていたことだ。バカかオマエは!「前倒し」っていう日本語はあっても「後ろ倒し」なんてコトバはないんだよ、本当に近年の政治家は日本語の勉強が足りない。以前から軽いヤローだとは思っていたけれど、そこまでバカだとは思わなかったぜ。
涼しいはずの日々にアタマに血が上るそんな怒りでまた熱くなってしまうけれど、昼めしどきに熱々カップ麺が復活するのである。春先ごろまではそんな食事も時折していたのでお家のストッカーには夏を越したカップ麺がいくつか残ってはいたのだけれど、先日いつものスーパーで“寿がきや『赤い鬼塩』”という商品を廉売していてついカゴに入れてしまった。
〇〇監修とか××の名店なんてのはどっちでもいい話なんだけど、とにかく“塩ラーメン”に激辛ラー油ってのがこの季節にズバッと投げ込まれた直球のようであって、お〜っし!こいつでいいアセかいて疲れる午後のシゴトに喝をいれようじゃないか、という算段なのである。
辛いモノ好きな同僚は「いいねぇ」と羨ましそうな目で見ていたけれど、ボクとしてはドンブリ全面を覆いつくす真っ赤なラー油ってのを期待していたから少々拍子抜けしたのよね。
Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 1.8/38 @ SONY NEX-7
そして思ったより辛くない。いや辛いには辛いんですよ、でもコドモなら泣き出してしまうような辛さは十分に具有してはいるものの激とか鬼といったコトバでいい表すにはちいと物足りないカンジはしますな。まあそこがダシの利いた塩スープとのバランスを崩さずにいる所以でもありまして、かな〜り美味いカップ麺なのですな、いいですよイケますよ。
それと特筆したいのはフリーズドライの具材のデキのよさ。肉ダンゴも旨いしネギもシャッキリいい感じです。まあボクの場合はいつもちょっとズルをしてましてねぇ刻みネギを持参してパラパラトッピングしてますけど、極端な話ソレなしでも十分に美味しいものであるでしょう。う〜む、もう一度食べたいなあ。廉売商品ですからね、羨望の眼差しで見ていた同僚にもひとつプレゼントしようかな。