ラーメン中村

一宮市民のソウルフードとして30年余り

どうです、このツラ構え。ヨケーなものは一切排除され、ただただ「ラーメン中村」としか書かれていないのです。もう確固たる自信に満ち満ちていて微動だにしない深い信念と覚悟を感じます。
ここかぁ、一宮市民のソウルフードとして30年余りの歳月をここで営業されているというお店は。

MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

BS番組で「世界入りにくい居酒屋」という番組があってけっこー面白いので時々視たりもするけれど、もし「ニッポン入りにくいラーメン屋」ってのがあれば間違いなく上位にランキングしそうな雰囲気ですな。

お店の中はカウンター席のみで、しかも5~6席しかないのよね。ボクが行ったのは休日のお昼タイムだったのだけれど、開店して間もない時刻だったためか行列もなくスンナリ着席&注文の運びとなるわけだ。

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『チャーシューメン』です。クリアなお味のスープに細い麺、昔ながらのチャーシューたっぷりにメンマとネギ…とてもトラディショナルなスタイルですね。美味いです、ボクはこーゆーお味がたまらなくスキです。
一般テキにはこのお味のラーメンを好きだと言う一宮市民が多いようですが、中には好まないどころかマズいと表現するバカ者もいるわけなのでありまして、まあボクから言わせれば「オマエの舌と脳味噌が腐ってるからなんだよ」なのですが、ヒトにはそれぞれの思いがあるのであまりツッコまないことにしておきます。

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MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

ラーメンスープの種類は醤油と味噌、それぞれスタンダードとチャーシューがあります。その他はワンタン・チャーハン・餃子・ライスと最小限のラインナップですね。お店もミニマムですが厨房もソレナリなのでそこらへんが限界なのでしょう。でも逆にプラスの作用があると思いますけど。

『ラーメン』は¥500で『チャーシューメン』は¥600、安いですよねえ今どき。そして『餃子』は¥300でした。これもかな~りお値打ちな価格設定かと思います。

ソウルフード…と呼ばれる理由にはこのお値段も深く関与しているでしょうね、高くて美味しいのは当たり前のことですし、お小遣いのキビシい中高生がガッコー帰りや部活帰りに利用するにはこれくらいじゃないと来店動機に結びつきませんから。

そういえばボクが高校生のころは釧路の「泉屋」さんというレストランによく立ち寄っては鉄板スパを食したものです。
ナポリタンにポークピカタが乗った高級品は滅多に食べられなかったけれど、塩味の泉屋風スパゲティーってのが安くて(確か¥300くらいだった気がするけど)美味しくてボリュームもあってサイコーにフェイバリットでした。

今でもときどき思い出しては「機会があれば食べに行きたいなあ…」とタメ息ついてみたりもしてますけれど、きっとこのラーメン屋さんで育った方々も同じような思いでいらっしゃるに違いありません。
ただお味の方は単なるロマン枠あるいはノスタルジアではなく、ヨソモノのボクが食しても美味いと思えるわけですから、きっとホンモノなのだと思います。
平日のランチタイムには「ラーメン+餃子+ライス」で¥650ってサービスがあるみたい。いいねえ、また行きたいなあ。


ラーメン 中村
愛知県一宮市真清田1丁目 2-1
TEL= unknown
ACT=11:30-14:00 / 17:00-21:30 水曜定休




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青柿


如何程に 残ってくれるや 青柿よ


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FUJI PHOTO FILM FUJINON 3.5/135  SONY α7

例年沢山の実を結ぶ当家の柿の木。ところが大半が青柿のうちに落ちてしまい、色づき食べられるようになるまで残るのは僅かなのですよ。
その年の風雨の具合によって数は違いますけれど、それでも近年は20~30コくらいは見事な柿色になるまでがんばってくれるようになりました。さて、今年はいったい幾ついただけるのでしょう。