でらうみゃ~でかなわんわ(126)

独りヤキニク その4  焼肉「山ちゃん」

昭和の焼肉

考えてもみれば例のドリンクを飲ろうとするから歩いて行ける場所で夕食となってしまうのであって、クルマの運転が前提である昼食であれば焼肉屋さんの選択肢はぐ~んと拡がるわけだ。
 

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なにもビールやワインがなくたって焼肉は楽しめるのよね…ってことで、某日の昼めしに行ってみた評判のお店です。駐車場のモノクロ看板には「昭和の焼肉」と謳われていて(いったいどーゆー意味?)と考えつつそのお店に入ってみたのね。

う~ん、なるほど…確かに昭和です。ムカシの個人経営焼肉店ってみんなこんな感じだったよなあ。
 
平成・令和の焼肉屋さんですとスポットライトつきのテーブルには無煙ロースターが仕込まれているし、各席の上部にはやはりスポット換気装置がブラ下がっていて、店内の空気を常にクリーンな状態で保つ…そんなスタイルが当たり前になっているのだけれど、昭和の「山ちゃん」はお座敷オンリー、テーブルには鋳鉄焼網ガスコンロ、壁に数か所設置されている換気扇だけが煙の排出装置…うっわ~、こーゆー焼肉屋さんも生き残っているわけですな。
一人二人じゃどうってことないけれど、ここが満席になって一斉に焼肉の煙が上がったとしたら室内は間違いなくムンムンになるでしょう。
そういえば厄介な隣国のイカレた反日大統領はムンムンって呼ばれてますねえ。タマネギ野郎とセットでサッサとくたばれ…おいおい脱線ですよ、元へ。
 
若いころよく行った川崎の小さな焼肉屋さんはオバちゃん一人で営業していて、冷蔵庫からビールを取りだすとかタレと皿を持ってくるのもセルフだった。ただしお味はサイコーで、オバちゃんはオーダーが入る毎にニクをカットしてるのでとっても提供には時間がかかったものだけど、それでも手切りニク(しかも切りたて)の美味さは忘れられないものです。
お値段も非常に安く、会社の同僚と何度もアシを運んだものでしたが、唯一の弱点はお店の換気が昔ながらだったので油煙充満状態なんですね、営業のスーツがヤバいことになっちゃってさ…それでも美味いヤキニクが喰いたくてついつい…ってところです。今はどうしてるんだろうなあ、あのお店。おっと、また脱線っぽくなってます。
 
そんな「山ちゃん」でカルビとハラミとキムチ盛り合わせをお願いしました。定食スタイルのセットメニューみたいなものは無いようだったので、あとはライスとサラダを注文してニクを喰うわけです。久しぶりだなあ、独りヤキニク。

セルフでカルビ丼

ニクが焼けたら丼ゴハンに乗せます。セルフでカルビ丼ってやつですね。
見栄えがいいのはゴハンが見えないくらいビッシリと焼けたニクが乗っている状態なんでしょうけれど、そんなことしたら焼肉屋さんに来た意味がないってもんです。その時食べる分だけ、少しずつ焼いてはベストな状態をクチに運ぶってのが正統派でしょ。

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焼肉「山ちゃん」   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

あ~美味い。ホントに美味い。自家製キムチも美味い。フレッシュサラダも美味い。とにかくどれをいただいても美味いのよ、でらうみゃ~でかなわんわ。昼間っからいいのかい、こんなゼイタクしちゃってさ…なんだけど、やっぱり日頃の疲労が蓄積している肉体労働者はこーゆースタミナ源で一発逆転の週明けを画策するってもんです。アルコール抜きでもけっこー楽しめることが判ったボクは、今後こーゆー独りヤキニクの機会が多くなるような気がします。


昭和の焼肉「山ちゃん」店内_190721 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


焼肉 山ちゃん
http://yakinikuyamachan.com/
愛知県あま市甚目寺八尻 49
TEL=052-444-5790
ACT=11:00-13:00 / 17:00-23:00 月曜定休(祝日の場合は営業・翌日休)






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