でらうみゃ~でかなわんわ(127)

お家で作る名古屋めし

ゴヤのスーパーで見つけた調合調味料は台湾ラーメンの始祖として有名な「味仙」さんの、これまた人気のメニューをトリビュートした製品なのでした。
製造販売元はナゴヤの食品メーカー「コーミ」さんでありまして、ボクはこのメーカーさんのソースがとても気に入っているので、こうした調合調味料もイケてるんじゃないか、信頼していいんじゃないか…とカゴに入れた次第です。

ひとつは『青菜炒めの素』、そしてもうひとつは『手羽先煮のたれ』です。青菜炒めはどこのお店でも提供しているようなメニューですけれども、味仙さんのそれはとても美味しいと人気があるらしく、台湾ラーメンや炒飯のお供にサイドオーダーするヒトが多いと聞きます。
 
ジツはボク、以前に味仙さんに行った時に『台湾ラーメン』と『鶏の手羽先煮』はいただきましたけれど『青菜炒め』は人気メニューとは知らずにスルーしてしまっておりました。非常に迂闊だったと思いますし、アトからそのことを知り真に悔しく思っておりました。
ところが今回このような調味料を見つけてその失敗が救われるわけですね、まあお店で食すのとは若干の差異は生ずるかも知れませんけれど、そのエッセンスみたいなものは存分に吸収できるのでは…と期待するわけです。
『鶏の手羽先煮』のほうは味仙さんで実際に食しておりますので、コーミさんのこの製品がどこまでそのお味に迫っているのかを確認できると云う半分興味本位な部分もありますけれど、大方なところはお店でビールの肴としていただきたかったこいつをお家で作って喰える魅力にヤラれちゃいました~ってところですか。そしてどちらもフライパンひとつで出来る簡単クッキングですから、シゴトを終えて帰宅してからでもタタッと作ってグビグビの相棒にするのは容易なことです。

ひとくちに青菜といってもいろいろな種類があるわけでして、中華料理ならタアサイチンゲンサイが一般的ですかね、ちょいと変わったところでクウシンサイでしょう。いづれもスーパーで購入可能な青菜ですけれど、季節や育成期間の都合によって入荷していないこともあるわけでして、やはりと言いますか哀愁のイナカ町スーパーにはドレもありませんでした。代用品としてはホウレンソウか小松菜ですね、まあ中華っぽいフンイキなら後者でキマリです。
『鶏の手羽先煮』のほうは煮込んで作るタイプなので先に作り始め、コトコトと弱火で仕込んでいる間に、別の中華鍋で『青菜炒め』をジャジャっと作るわけです。どちらも本当にカンタンに出来上がってしまうので(こんなんで味仙さんのお味は再現できるのかいな…)と若干の不安も出てまいります。

味仙の鶏手羽先煮と青菜炒め   OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO AUTO-S 1.4/50  SONY α7

さてさていただいてみましょう。おっとっと、『青菜炒め』はピリッと辛くて美味いですねえ、ニンニクの風味もしっかり利いていてビールのアテにもゴハンのお供にもイケそうな感じです。テメーでこのお味を創ろうとするとけっこーいろいろタイヘンな準備をしなくてはなりませんが、パックに入った調合調味料ひとつでこのお味!って信じられませんね、サイコーです。
『鶏の手羽先煮』も同様です。ホロホロと骨離れもよく、ビリッと辛い濃い目のお味が溜まらなくビール欲求指数を持ち上げます。おぉ、これは味仙さんで食したあのお味がほとんどそのまんまじゃありませんか!めっちゃ美味いです、というよりも「でらうみゃ~でかなわんわ」というナゴヤ弁のほうがしっくりと来る表現ですね。

いや~コーミさんの調味料、恐るべしであります。折しも明日からまたナゴヤへの出張生活が再開されるのでありまして、現地スーパーに行ったらこの二品は絶対に買い帰らないと…とみょ~な決意ばかりがココロを埋めてゆくのであります。
喰い物のことばかり考えていて、相変わらずシゴトに身の入らないエロおやぢなのであります。


コーミ株式会社
http://www.komi.co.jp/
愛知県名古屋市東区芳野1丁目9番3号
TEL=052-931-2471


味仙
http://www.misen-ganso.jp/
愛知県名古屋市中区大須3丁目6−3 味仙ビル
TEL=052-238-7357
ACT=11:30-14:00(土日は~15:00) / 17:00-25:00 無休




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ムラサキシキブの実


今年は例年よりもたくさんの実を結んでいます
このところ気温の低下に伴って色づきも進んでいますが
やはり最低気温が10℃以下にならないとあの美しい濃紫色にはならないのでありまして
後ろ髪を引かれるようにナゴヤに向かうわけです

 

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