■ 鶏手羽先の醤油煮
某事由により自宅謹慎…ってウソですよ、ええ確かに平日なのに自宅でクサクサしていたことは認めますが、まあ止む無き事情によってそうなったのでありまして、ここは開き直ってコトの回復に努めなくてはならないわけです。
テレビニュースでは同盟国の大統領選挙とか武漢肺炎の蔓延情報、そして公務員や教職員のワイセツ事件多発などといったジツに不快な話題ばかりなのでありまして(もうテレビなんて断捨離しちゃおーかな…)なんてチラっと考えてみたりもする昨今であります。むろんその気など全くございませんが。
そんな中で例によって紅葉情報なんてものも発信されているのでしてね、そちらの方はなかなかに楽しみなものなのですな。ここ数年 " 紅葉狩り " なんて風流なマネはしておりませんのでとってもソソられるわけです。
おいっ、オマエがソソられるってーのはアッチの方だけじゃないのかい?
いやいや、そりゃないっスよセンパイ…いくらエロおやぢであってもやっぱり人の子ですからね、いちおー深まる秋の美しい景色くらい眺めてみたい…と思ったっておかしくはないでしょう。なんだか一日中ヤラしいことばかり考えてる性獣鬼畜みたいな言い方は慎んでくださいな。
…てなワケでその深まる秋らしい肴をちょいと作ってみた先日であります。鶏の手羽先ね、そう手羽先の醤油煮です。
一般テキにはこの部位を手羽先と呼んでおりますが、厳密に言いますと手羽先(テバサキ)+手羽中(テバナカ)なのでありまして、ここはシロクロをはっきりさせておいた方がよろしいんじゃないでしょうか…みたいなマジメぶった議論はあまり意味がないのでヤメておきましょうか。
でもねえ、ボクはその手羽中を開いて塩コショウだけで焼いたものが大好きなのでしてね、そりゃもう酒の肴にゃ…って脱線しそうなので元へ。
いきなり煮込んでも問題ありませんが、出来れば醤油や砂糖とお酒などを合わせ、よ~くモミモミうっふ~んすると仕上がよりふっくらソフトになります。両手でワシ掴みにしてモミモミ…なんだかヤラしい行為に似た行動ではありますが、これはボウルの中で鶏の手羽先に施す下ごしらえですからね、くれぐれもカン違いなさらないで下さい…ア・ナ・タ。あっそうか「うっふ~ん」なんてつけるから誤解されるんですよね、すみません。
まあ完成すればご覧の通り、こっくりと深い色合いに染まった鶏の手羽先です。皮はトロトロ、身肉はふっくらジューシイ、あふれ出る肉汁が…って、ここでもまた何かを連想させる記述になっておりますが、真っ当正直な『鶏の手羽先醤油煮』の実食レポートなのですよ。そーゆー向きを所望の方は本屋さんに行って官〇私小説12月号・熟年〇人の〇快楽などを購入なさって読まれることをお勧めいたします、はい。
いや~本当に美味しいものですねぇ鶏手羽先醤油煮!スタータのビールはあっという間に飲み干し、セカンドステージでの日本酒も規定量を超え、それでも不足を感じてはシカタなしにスコッチウイスキーをハイボールにしてサードステージへ…あぁ、こっくりと秋深く更けてゆく夜は紅葉の自然を想い浮かべながら鶏手羽先の醤油煮を食み、そして遠くの空を渇望するのであります。
ちょっと切ない秋の夜更け。
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